レコード・コレクターズ誌2月号の特集はフィル・スペクターですが、
個人的に楽しみにしているのが毎年恒例の「私の収穫2011」。
レココレ誌所縁のライターやコレクター諸氏がその年に入手したものの
中から「これぞ!」というものを自慢しながら(?)紹介するコーナー。
で、1月も最後ということで、それにならって「私の収穫2011」を。
まあ、昨年もあれこれ入手したのですが、ヤフオクで知り合った某氏の影響で
どんどんマニアックな方向へ進み、その深みにズブズブとハマりつつあるのが怖い。
そんな中で、一番嬉しかったのがコレ。
『Hacklebarney』-Dick Pinney/Greg Brown(Mountain Railroad Records MR-52774)1974
嬉しいせいか、いつもよりデカ目になっております(笑)。
メジャーではありませんが、アメリカのルーツ系SSWをお好きな方なら多分ご存じ(のはず)の
グレッグ・ブラウンが盟友(と言っていいのでしょう)ディック・ピニーと1974年の1/30~2/3
にかけてイリノイ州ロックフォードのカフェ(マニアには有名?)で行ったライブアルバム。
(何と!正に今から38年前ではありませんか!)
この2人は、共にミネソタのシンガーです。
グレッグ・ブラウンはその後1980年のソロ・デビュー以来、地道に現在まで活動を続けています。
アメリカでの人気は高く、女性だけのトリビュート・アルバムがあるくらいです。
一方のディック・ピニーは1977年に素晴らしいソロアルバムをリリースした後、表舞台から消えて
しまったようです。
僕はほぼリアルタイムで聴いたディックのアルバムが大好きで、その後の声が聴こえてこなかった
だけにとても残念に思っていました。
その2人が、ソロ以前に一緒にライブ盤を出していた!
このアルバムのことを知った時の驚きと喜びは伝えようもありません。
どうして当時このアルバムを知らなかったのだろうか?
あの当時は、本当に情報のない時代で、おまけにこのマウンテン・レイルロードというレーベルは
ローカルの小さな、当時の言い方だとマイナー・レーベルだった訳で、多分日本でなんか誰も
知らなかったのではないでしょうか?
でも、知ったからには「これは絶対オレが聴くべきアルバムだ!」と一人息巻いたものでした。
さすがにレア盤らしく、おいそれと見つかるものではありません。
その存在を知ってから長年探し求めつつ、何度かオークションでOutbidの憂き目にあい
もうダメかと諦めた頃にポロっと拾い物のように手に入るのだから、縁とは不思議。
もちろん、レア盤だから欲しかったのではなく、純粋に聴きたかっただけです。
で、実際に針を落としてみると、すごく音が悪い(泣)。
レコードのコンディションは最高なのですが、録音が悪いのです。
多分、カセットか何かで録ったんじゃないかな?コモってるんです、音が。
でもね、気は心と言うのでしょうか?
聴き込んでいくとジワジワと沁み込んでくるんですよ、不思議と。
基本的にソロの弾き語りで、2人でハモってるのが無いのがちょっと残念。
それでも、やっと聴けたこのアルバム。満足です。
出来れば、ディック・ピニー35年ぶりの復活!なんてことはないかなあ?
あんまり嬉しいので、裏ジャケも載せときますね。
(単なる自慢かよ!って言わないでね)
*eBayにて
個人的に楽しみにしているのが毎年恒例の「私の収穫2011」。
レココレ誌所縁のライターやコレクター諸氏がその年に入手したものの
中から「これぞ!」というものを自慢しながら(?)紹介するコーナー。
で、1月も最後ということで、それにならって「私の収穫2011」を。
まあ、昨年もあれこれ入手したのですが、ヤフオクで知り合った某氏の影響で
どんどんマニアックな方向へ進み、その深みにズブズブとハマりつつあるのが怖い。
そんな中で、一番嬉しかったのがコレ。
『Hacklebarney』-Dick Pinney/Greg Brown(Mountain Railroad Records MR-52774)1974
嬉しいせいか、いつもよりデカ目になっております(笑)。
メジャーではありませんが、アメリカのルーツ系SSWをお好きな方なら多分ご存じ(のはず)の
グレッグ・ブラウンが盟友(と言っていいのでしょう)ディック・ピニーと1974年の1/30~2/3
にかけてイリノイ州ロックフォードのカフェ(マニアには有名?)で行ったライブアルバム。
(何と!正に今から38年前ではありませんか!)
この2人は、共にミネソタのシンガーです。
グレッグ・ブラウンはその後1980年のソロ・デビュー以来、地道に現在まで活動を続けています。
アメリカでの人気は高く、女性だけのトリビュート・アルバムがあるくらいです。
一方のディック・ピニーは1977年に素晴らしいソロアルバムをリリースした後、表舞台から消えて
しまったようです。
僕はほぼリアルタイムで聴いたディックのアルバムが大好きで、その後の声が聴こえてこなかった
だけにとても残念に思っていました。
その2人が、ソロ以前に一緒にライブ盤を出していた!
このアルバムのことを知った時の驚きと喜びは伝えようもありません。
どうして当時このアルバムを知らなかったのだろうか?
あの当時は、本当に情報のない時代で、おまけにこのマウンテン・レイルロードというレーベルは
ローカルの小さな、当時の言い方だとマイナー・レーベルだった訳で、多分日本でなんか誰も
知らなかったのではないでしょうか?
でも、知ったからには「これは絶対オレが聴くべきアルバムだ!」と一人息巻いたものでした。
さすがにレア盤らしく、おいそれと見つかるものではありません。
その存在を知ってから長年探し求めつつ、何度かオークションでOutbidの憂き目にあい
もうダメかと諦めた頃にポロっと拾い物のように手に入るのだから、縁とは不思議。
もちろん、レア盤だから欲しかったのではなく、純粋に聴きたかっただけです。
で、実際に針を落としてみると、すごく音が悪い(泣)。
レコードのコンディションは最高なのですが、録音が悪いのです。
多分、カセットか何かで録ったんじゃないかな?コモってるんです、音が。
でもね、気は心と言うのでしょうか?
聴き込んでいくとジワジワと沁み込んでくるんですよ、不思議と。
基本的にソロの弾き語りで、2人でハモってるのが無いのがちょっと残念。
それでも、やっと聴けたこのアルバム。満足です。
出来れば、ディック・ピニー35年ぶりの復活!なんてことはないかなあ?
あんまり嬉しいので、裏ジャケも載せときますね。
(単なる自慢かよ!って言わないでね)
*eBayにて