Spirit In The Sky ~院長のひとりごと~

宮城県白石市にある『川井はり・きゅう接骨院』のブログです。院長の私が時にはマジメに時には楽しく日記を書いていきます。

私の収穫2011

2012-01-31 22:50:00 | 今日の1枚
レコード・コレクターズ誌2月号の特集はフィル・スペクターですが、
個人的に楽しみにしているのが毎年恒例の「私の収穫2011」。
レココレ誌所縁のライターやコレクター諸氏がその年に入手したものの
中から「これぞ!」というものを自慢しながら(?)紹介するコーナー。

で、1月も最後ということで、それにならって「私の収穫2011」を。

まあ、昨年もあれこれ入手したのですが、ヤフオクで知り合った某氏の影響で
どんどんマニアックな方向へ進み、その深みにズブズブとハマりつつあるのが怖い。

そんな中で、一番嬉しかったのがコレ。



『Hacklebarney』-Dick Pinney/Greg BrownMountain Railroad Records MR-52774)1974

嬉しいせいか、いつもよりデカ目になっております(笑)。

メジャーではありませんが、アメリカのルーツ系SSWをお好きな方なら多分ご存じ(のはず)の
グレッグ・ブラウンが盟友(と言っていいのでしょう)ディック・ピニーと1974年の1/30~2/3
にかけてイリノイ州ロックフォードのカフェ(マニアには有名?)で行ったライブアルバム。
(何と!正に今から38年前ではありませんか!)

この2人は、共にミネソタのシンガーです。
グレッグ・ブラウンはその後1980年のソロ・デビュー以来、地道に現在まで活動を続けています。
アメリカでの人気は高く、女性だけのトリビュート・アルバムがあるくらいです。
一方のディック・ピニーは1977年に素晴らしいソロアルバムをリリースした後、表舞台から消えて
しまったようです。
僕はほぼリアルタイムで聴いたディックのアルバムが大好きで、その後の声が聴こえてこなかった
だけにとても残念に思っていました。
その2人が、ソロ以前に一緒にライブ盤を出していた!
このアルバムのことを知った時の驚きと喜びは伝えようもありません。
どうして当時このアルバムを知らなかったのだろうか?
あの当時は、本当に情報のない時代で、おまけにこのマウンテン・レイルロードというレーベルは
ローカルの小さな、当時の言い方だとマイナー・レーベルだった訳で、多分日本でなんか誰も
知らなかったのではないでしょうか?
でも、知ったからには「これは絶対オレが聴くべきアルバムだ!」と一人息巻いたものでした。

さすがにレア盤らしく、おいそれと見つかるものではありません。
その存在を知ってから長年探し求めつつ、何度かオークションでOutbidの憂き目にあい
もうダメかと諦めた頃にポロっと拾い物のように手に入るのだから、縁とは不思議。
もちろん、レア盤だから欲しかったのではなく、純粋に聴きたかっただけです。

で、実際に針を落としてみると、すごく音が悪い(泣)。
レコードのコンディションは最高なのですが、録音が悪いのです。
多分、カセットか何かで録ったんじゃないかな?コモってるんです、音が。

でもね、気は心と言うのでしょうか?
聴き込んでいくとジワジワと沁み込んでくるんですよ、不思議と。
基本的にソロの弾き語りで、2人でハモってるのが無いのがちょっと残念。
それでも、やっと聴けたこのアルバム。満足です。

出来れば、ディック・ピニー35年ぶりの復活!なんてことはないかなあ?

あんまり嬉しいので、裏ジャケも載せときますね。
(単なる自慢かよ!って言わないでね



*eBayにて


冬の部屋

2012-01-27 21:24:03 | Winter Songbook
【Winter Songbook】

■Janis Ian / 冬の部屋(In The Winter)




こんな寒い日は、ジャニスの声で癒されてみましょうか。
言っときますけど、ジャニスったってジョップリンじゃないからね
70年代後半頃に日本で絶大な人気を誇ったジャニス・イアンですよ。

「冬の部屋」は彼女が大ブレイクした1975年の『愛の回想録(Between the Lines)』
に収録された短編小説のような小品です。
このアルバムには「17才の頃」という彼女のキャリアを代表する名曲(全米#3)が
入っていますが、他の曲もいい曲ばかりだと思います。
このアルバム自体、全米1位になった大ヒット作ですからね。

「冬の部屋」はこのアルバムから3枚目のシングルとしてカットされましたが、
目立ったチャートアクションはなかったようです。
僕の手元にある国内盤シングルは、B面のカップリングが「我が心のジェシー」。
これは名曲ですね。今はこっちの方が知られているかも?
でも「JESSE」は、1974年の『Stars』収録なんですよね。
当時のシングルだと思うのですが、何だか解せないカップリングです。

さて「冬の部屋」ですが、とても内省的な曲で寂しさというか孤独感を感じます。
いい曲だとは思いますが。
いかにも「冬」って感じがします。

歌詞の一部を抜粋すると、

You have a lovely home
Just like a picture,
No, I live alone.

ああ、そういうことか。納得。

改めて聴くと...うん、名曲だね♪


ヒートテックってどうなのよ?

2012-01-27 20:27:04 | ひとりごと
今日はずーっと小雪が降り続く寒~い一日
せっかく雪を掃いてもまた積もってしまいます。
気温も一日氷点下で真冬日でした。

誰だよ、今年は暖冬だって言ったのは!

で、今冬は寒そうだなあという予感からか、昨年のうちに
ヒートテックのインナー(Tシャツ)を数枚購入しておきました。
なにせ、仕事中は半袖ですから。

で、実際着てみて最初は「何となく温かげかな?」と。
それなりに満足していたのですが、そのうち「これホントに温かいの?」に。
何か、普通のへインズのTシャツ着てるのと変わらないかも?

そしたら、患者さんと話しているうちに話題がそちらに向かい、
「ヒートテックって温かくないよね?」ですと。
ああ、やっぱりね。僕だけじゃなかったんだ、そう思ってたの。

なのに、あの妙に値の張るインナーを着てる人が多いということは、
いかに多くの人がユニクロの戦略にはまっているのか!ってことなんですね。

でも、着た瞬間の感覚は「いい感じ」なんですけどね。
ほらほら、まだ言ってるよ(笑)

訃報:ETTA JAMES

2012-01-24 21:21:38 | R.I.P.


ブルース界のどすこいおばちゃん:エタ・ジェイムスが1月20日に亡くなったそうです。
今更、僕が言うまでもなくブルース界のみならず音楽界のリヴィング・レジェンドでした。
あのパワフルな歌は、いつの時代も聴く者をKOし続けましたね。

享年73歳。まだ歌えたよなあ...

それにしても、今年も訃報が多い気がします。
ジョニー・オーティスも亡くなったそうですし。

R.I.P.


大寒

2012-01-21 19:24:09 | Winter Songbook
【Winter Songbook】

■矢野顕子 / 大寒町




今日は大寒でした。
いかにも大寒らしく、朝から雪が降り続く一日でした。
最近ほんと寒くて、寒は節分までだけど、まだ当分寒いよねぇ
天気予報は、来週もずっと雪マークばっかりだし

大寒だから「大寒町」...単純ですね
昔、この曲をマジで「だいかんちょう」だと思ってましたから。
もう赤っ恥、笑い話ですね。
あれ、前にもこのネタ使ったかな? まあいいや。

「大寒町」は、もちろんあがた森魚さんの曲ですが(作ったのは鈴木博文さんね)
あがたさんのは以前使っちゃったので、アッコちゃんの素敵なカヴァーでいきましょう。
この人、ほんとに天才ですね。



今じゃ場末のビリヤード♪
うーん、好きだなあこのくだり。

ああ、やっぱりあがたさんの歌も聴きたくなっちゃった♪



ということで、皆さまお風邪など召しませぬよう。

追悼:布谷文夫さん

2012-01-19 21:34:00 | R.I.P.
布谷文夫さんが亡くなったそうです。
15日のこと。脳溢血だったそう。

知る人ぞ知る、日本の生んだ名ブルース・シンガーでした。
ナイアガラーには有名ですけどね。
大滝さんもさぞ・・・

享年64歳。
早すぎますね。
もう一花咲かせてほしかったな。

名唱「夏バテ」はグッとき過ぎるから、明るく見送りましょう。



R.I.P.

免許更新

2012-01-18 22:34:48 | ひとりごと
運転免許の更新に行ってきました。
って言っても、この前の日曜日の話ですが...

1月生まれって損だよなあ、ってつくづく思いました。
今は誕生日の前後1か月間に更新できる訳ですから、
僕の場合、12月2日から2月2日までなんです。
2か月あるじゃない、ってことですが、
12月って何かと忙しいじゃないですか?
まして、僕の場合仕事の関係で日曜日しか行けない。
しかも、更新できるのは第1と第3日曜だけ。
12月が無理となると、1月は15日しかないんです。
だって第1日曜は元日で免許センター休みですから。

そんな訳で、混むわ混むわ
早めに行ったのに、車を停める場所もないくらい
受付はすごい行列待ちで、最初の講習時間には到底間に合いませんでした。

講習が終わって、ようやく新しい免許証を手に。
んっ!? 誰だこのおっさんは? っておまえだろ?

まあ、皆さんもご経験済みでしょうけど、
どうして免許証の写真ってあんなに間抜けな顔に写るんでしょうか?
免許証の写真写りのイイ!って人がいたら、是非拝見したいものです。
まあ、元が悪いんだから仕方ないちゃー仕方ない
でも、5年前のシャープさがまったくないなあ
太ったのは事実ではあるが...
それと、冬だからどうしても着てるものがセーターとか、
いかにもって感じなのも嫌だね。
もっと軽快な感じが欲しんだよな。
これと5年間お付き合いするのかと思うと、トホホ・・・

まあ、何しても5年ぶりにゴールド復活だぜい

どんと祭

2012-01-16 22:31:39 | 季節の風物詩
えーっ、またしてもタイムレスと申しますか、機を逸すると申しますか

14日は「どんと祭」でしたね。
このところ毎年行ってますし、正月飾りなどはやはり自分の手で火に入れた方が
ご利益がありそうな気もして...
やっぱり、今年も行ってきました。

まあ、有名どころではありませんで、地元の地味な神社ではありますが、
大きな所へ行ったから良いというものでもなかろうと。
それでも、結構人出はあるんですよ。
ちゃんと「裸参り」もやってるようだし。

御神火にあたって、家族やスタッフの(もちろん自分のも)無病息災を祈願して、
神社の方にもお参りしてきました。
今年が良い年でありますように。

御神火の写メも撮ったのですが、遠くでボヤーっとオレンジ色が写ってるだけだったので
ライトアップされた白石城を真下から。
石垣にうっすら雪化粧したお城は、なかなか風情があって良かったッスよ



友を待つ

2012-01-14 20:27:17 | ひとりごと
えーっ、先日の連休初日、8日の話なんですが...
(どうもネタが古いというか、up to dateじゃなくて情けない)

新年会がありました。
高校の頃からの友人たちの集まりです。

「気のおけない友達」というのは正にこいつら!
そんな仲間たちです。

学生時代も終わり、社会人となり、それぞれあちこちに飛び散って...
疎遠になりかけたりするんだけど、やっぱり友は友なのです。

自分たちも年を重ね、いつしか皆が顔をそろえるのは誰かの親の
お悔やみの席だったりして。
それも寂しいよな、と誰かが言いだしっぺになり時々集まろうと。
それでも、今回は2年ぶりくらいかな?
震災もあったしね。

待ち合わせ場所は、某デパートの入口。
先に来ていた二人に「よっ、久しぶり!」
で、一人また一人とやってくる友に手を上げたり、握手をしたり。
みんないい笑顔なんだよね。
三々五々、友達が集まってくるのを待つのって、なんだかウキウキして楽しい。

皆それなりにおっさんになっているんだけど、酒を飲み、交わす話は
あの頃と全然変わらない。
20代の頃と同じようなバカ話で盛り上がってるし。
誰かが、30年前のことを昨日のことのように話すやつら、と評していたけど
その通りだわな。妙に納得。

皆、基本的に仙台組なんで、一人外様の僕は後ろ髪引かれる思いで
2次会の会場を中座しました。
(昔は皆こっちの人間だったのにさ)

でも、ほんと楽しかった!
あのメンバーで過ごせる時間は、僕には至福の時です。
ありきたりの言い方になるけど、友達って最高です。

またやろう!
な、みんな。


鏡開き

2012-01-11 21:38:36 | 季節の風物詩


今日は鏡開き。
お供えした鏡餅を下して食べます。
最近は、こんな便利なパッケージの鏡餅で、
中を開けると四角い餅がぞろぞろ出てきます。
ま、あんまり風情は無いですけども。

昔、バイト先の会社での話ですが、
毎年暮れの28日に臼と杵で全員で餅つきをします。
それを名人(?)が見事な丸餅にして取引先とかに配ります。
事務所の神棚に飾った鏡餅は、鏡開きに全員で食します。
これが結構大変でした。

がちがちに固くなった餅。
しかもカビは生えてるは、ひび割れもすごいはで。
刃物で切っちゃダメだと社長の指示で、木槌で割ろうとするんだけど、
到底割れないのです。
仕事で使うハンマーまで引っ張り出して、悪戦苦闘の上
何とか割ります。

で、カビをそぎ落としながら雑煮にした餅を無理やり(?)
食わされたものです。
味はどうだったっけなあ?

とにかく、懐かしい思い出ではあります。