the Laughing Gnome

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MLBマスコット辞典:シアトル・マリナーズのムース君

2006-01-18 | マスコット図鑑
今回は日本に馴染み深い球団、シアトルマリナーズです。

シアトル・マリナーズ(ワシントン州)

<チーム名の由来>

新聞で公募した1万5千通の名前から海と自然に囲まれた街の意味を込めて「マリナーズ」になった。

私は大学一年の夏にバンクーバー近郊へ短期留学しました。バンクーバーはシアトルに近いのでシアトルに行って見ようと思い、行ったことがあります。当時はまだ日本の選手はいませんでしたから、野球は見ませんでした。当時は日本では「シアトル=グランジロック」という印象か、かの地の産業、という印象か、映画「めぐり逢えたら」の舞台、あるいはあまり知らないというほうが多かったのではないでしょうか。現在は野球、スターバックスコーヒーの印象が強いメジャーな都市という感じでしょうか。

The Mariner Moose は1990年生まれ。ワシントン州の子どもたちから募集したマスコット約2500の案から当時小学生だったアーロン君なる人物の案が採用されました。

それから現在に至るまで球場のみならず、地域活動にも熱心なマスコットとして活動しており、また時折ハムぞー所長様の「ハム研劇場」に参加されています(笑)。

グランジといえばニルヴァーナというバンドのカート・コバーンの悲劇的な死によって一応幕を閉じたわけですが、一時はカート・コバーンのイメージもあり、日本でも90年代前半には音楽雑誌に「ドラッグシティ」と取り上げられることもあったシアトル、そのせいかどうかは知らないですが、ムース君、子どものための反麻薬運動も行っているようです。

ところでムースは「ヘラジカ」の意、ですが、ちょうど1990年ごろにアメリカでエミー賞を受賞したテレビドラマ'Northern Exposure'(邦題は「たどりつけばアラスカ」WOWOWで一部のみ放送されていました))にもよくこの「ムース」が登場しました。ドラマも実はアラスカではなくワシントン州で撮影されていたそうで、地域性を反映したマスコットかもしれませんね。






見ての通りの活発なマスコットゆえに1995年にはローラーブレードに乗っていて外野の壁に激突し、骨折するというアクシデントもあったようです。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ハムぞー所長様 (kawahara)
2006-01-21 23:11:50
期待してますよ(笑)!
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そういえば・・・ (ハムぞー)
2006-01-21 08:39:15
ムース君最近出番少ない、というか劇場をあまりやっていなかった・・・。
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にゃおこさま (kawahara)
2006-01-20 14:37:03
ありがとうございます!!



>ムースくんかわいいですね



わりと日本人にはスンナリ受け入れられるタイプですよね。



>グランジですね



そうですね。ロックをあまり聴かなかったらそうでもないのでしょうが…。イギリスの「マンチェスター市」と似た感じなのかな?ロックファンならすぐにかの地出身のミュージシャンがつらつらと出てきても、一般にはサッカーやあるいは「工業都市」とか「毛織物(教科書に出てきたような…)」とか…。



>飛行機で移動するのに

疲れきっていて鬱になって自殺



ハードなツアーのためにダメになったミュージシャンというのはたくさんいますよね。80年代後期のメタル関係は殆どそうではないでしょうか。ハードなツアー→ドラッグ等に走る→崩壊みたいな感じで。



>カートそっくりで美人



ははは(笑)お母さんもまあ美人ではありますが、父に似たほうがいいでしょうね(笑)
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ムースくん! (にゃおこ)
2006-01-19 20:46:17
いつも楽しみにしています、MLBマスコット辞典。

ムースくんかわいいですね~、いろんな画像があって、

お茶目で行動的なマスコットということがよくわかります。

シアトルといえばやっぱりグランジですねニルヴァーナですね~、

カート・コバーンはツアーのため飛行機で移動するのに

疲れきっていて鬱になって自殺、という説もありますね。

落としだねの一人娘、カートそっくりで美人なんですよね。

ママに似なくてほんとうによかった(笑)
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