the Laughing Gnome

スポーツ・音楽・美術に関する話題。
庭園めぐりのような老人趣味についても。

ソースを使って

2008-07-12 | 人に食あり
先日、知人の開いた「富士宮ヤキソバ講習会」(ってほどのものかどうかはおいといて・笑)が横浜市内某所にて行われ、参加してまいりました。

ハムぞー所長さんの「調味料」エントリーもありましたし、いろいろ盛り上がりを見せている(?)ソース。
講習会では興味深い話も聞けました。

とりあえずソースのブレンドから。
なぜか富士宮市でのみ圧倒的シェアを誇るというスーパー特選太陽ソース・中部地方の大手コーミソース・富士宮やきそばソース(静岡のローカルブランド「ワサビ印」謹製ソース)をブレンド。




コーミに関しては「そういえばこのブランドもあった!」という感じでした。忘れてました^^;。

ところで富士宮やきそばには「ブルドッグ」「オタフク」は合わないそうです。オタフクはなんとなくわかりますが(「イカリ」も合わない。もっとも静岡にはイカリ売ってない)

ブルドッグは「醤油的な風味が強くて、麺に味が絡まない」とのこと。
「醤油的風味」というのはいい表現ですね。目からウロコ。

太陽ソース舐めて見ましたが、大手のコーミよりも果実の酸味が強い印象。コーミ及び中部の雄カゴメも「果実の甘味」が感じられると思うのですが、太陽は甘みプラス酸味ですね。ワサビ印はブルドッグほどではないが「醤油的風味」というか甘み・酸味少な目という感じ。

調理方法をとりあえずオマケに。(普通こっちがメイン^^;)


今回使用の「マルモ食品」の麺など。この紅生姜も「ここでないと」のマスト商品のようだが、たぶん富士宮周辺にしか売ってなさそう。ヨソモノは紅生姜までこだわる必要はないだろう。



肉かす(豚肉からラードを搾り出した後に残る、文字通り肉のかす)を炒める。

で、キャベツ等を炒め、麺を投入して、水を加えて(一人前でだいたい30CC)蒸す。


ソースをかけて味を馴染ませ、いわし削り粉と青海苔、紅生姜をふりかけて、できあがり。

このいわし削り粉というのも静岡~富士周辺でポピュラー

参考:ソースで天ぷらその1(ニッケイネット)

その2

その3

その4

ソースをもう一ふり・その1(ニッケイネット)
ウスターか中濃かでけんかが起こることある。
私、カゴメのウスター文化圏で育ったと認識して良いと思うが、実は中濃のほうが好き(笑)ブランドは…、まあブルドッグ・オタフクでなければいいんだけど、「オーガニック系の中濃」が一番好き。
オタフクはお好み焼きソースなら可。

その2

その3
カゴメが関西スーパーの棚占有率トップと指摘されている。驚いた。
そうだ、焼き飯はソース味だったなど思い出した。富士宮のソースについてもこのその3に出ている。

その4
「広島のお好み焼きソースには「ナツメヤシ」の実の干した物が使われていて、これが甘さととろみの必須要件」だという。
ハムぞー所長さんのトコでコメントした「ヘルメスソース」が話題に上っている。困った~、読んだら、欲しくなってしまった!








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2 コメント

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記事紹介有難うございます (ハムぞー)
2008-07-13 21:42:59
ウチでも評判の良いこのシリーズ。
結構引用も多く、本業の?野球を凌ぐ勢いです。
(カテゴリ設定してしまいました)

富士宮やきそば、聞いたことはありますが
食したことは残念ながら・・

そちらでも色んなソースがありますね。
私もほかの神戸の地ソースを
買いに行きたいと思います。
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ハムぞー所長様 (Isolar)
2008-07-13 23:25:53
富士宮は静岡県の中でも「関東より」が鮮明なエリアなので、関西ではあまりファミリアーではないかもしれないですね。

私はドロソース&カゴメがなくなるのを待って、ヘルメスに行こうかと思っています…。
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