ネービー・バーガー：横須賀新名物に 米海軍のレシピ、市に提供 ／神奈川
◇日米友好の懸け橋に！？
米海軍の伝統的な調理法でつくられる通称「ＮＡＶＹ ＢＵＲＧＥＲ（ネービー・バーガー）」のレシピが１９日、米海軍横須賀基地から横須賀市に提供された。市は今後、レシピを基に基地周辺の飲食店とともに独自のハンバーガーを開発し、「ＹＯＫＯＳＵＫＡ ＮＡＶＹ ＢＵＲＧＥＲ」として来年３月ごろから販売。「よこすか海軍カレー」とともに名物にしていく。
「ネービー・バーガー」は２０世紀初め、米海軍艦船の見張り要員の食事として提供されたのが始まり。１００％牛ひき肉を使用し、厚めに焼き上げる。肉本来の味を損なわないように隠し味を極力抑えるのが特徴という。
市は現在、「ＹＯＫＯＳＵＫＡ ＮＡＶＹ ＢＵＲＧＥＲ」として商標登録を申請中。市は基地周辺などの飲食店に呼びかけ、レシピに基づいてハンバーガーをつくってくれる店に認定証を交付し、統一ブランドとして展開していく計画だ。
この日は、蒲谷亮一市長が米海軍横須賀基地を訪問。在日米海軍司令部のケリー司令官からレシピを手渡された。２人は出来たてのハンバーガーをほおばり、蒲谷市長は「大きくて食べにくいけど、本場の味がしておいしい。海軍カレーとネービー・バーガーで日米友好を」と話した。【吉田勝】
