そのお値段も3600円と従来のボトルの倍以上。興味はあるけど高くて手を出してない、そんな方は多いと思います。

買っちゃった♪キャハ☆
せっかく買ったんですから、やっぱり実験しなきゃですよね。なにをって?そりゃもちろん保冷能力を。
早速やってみましょう。今回購入したPODIUM ICEの他、俺ん家に転がってたボトルにも比較対象として登場していただきます。

左から順に、サーモス真空断熱スポーツボトル、PODIUM ICE、 PODIUM CHILL、 そして保冷能力のない普通のボトルです。
この4つで比較したいと思います。
このうちサーモスは一般用の金属製ボトルですから保温能力は圧倒的に上です。
サーモス > PODIUM ICE > PODIUM CHILL > 普通のボトル という順位になるのは目に見えていますが、
どのくらい差がつくのか?が今回の注目ポイント。
実験方法は、冷水を200CCずつボトルに入れて1時間ごとに温度を測定しました。 その結果がこちら。
0時間 | 1時間 | 2時間 | 3時間 | 普通のボトル | 3℃ | 12℃ | 14℃ | 17℃ | PODIUM CHILL | 3℃ | 9℃ | 12℃ | 16℃ | PODIUM ICE | 3℃ | 8℃ | 10℃ | 14℃ | サーモス | 3℃ | 5℃ | 6℃ | 8℃ |

順位は予想通りですが、PODIUM ICEとPODIUM CHILLの差が思ったより小さいです。
この程度なんでしょうか?お高いんだからもうちょっと頑張って欲しいのですが。
まあ考えてみれば、今日の気温は20度以下です。
サーモス以外、水温が20度に近づいたために差がつかなかった、ということかもしれません。
そこで次の実験。今度は冷水でなくお湯を入れて保温能力を試してみます。
サーモス以外は樹脂製で熱湯を入れるのが怖かったので、ぬるめのお湯で実験しました。
0時間 | 1時間 | 2時間 | 3時間 | 普通のボトル | 53℃ | 29℃ | 23℃ | 21℃ | PODIUM CHILL | 53℃ | 33℃ | 26℃ | 24℃ | PODIUM ICE | 53℃ | 37℃ | 30℃ | 27℃ | サーモス | 53℃ | 46℃ | 41℃ | 39℃ |

・・・こっちも差がつきませんね、確かにCHILLよりは優れているんですけど。
それ以前に、普通のボトルとCHILLの差もこの程度なんですねぇ。
所詮は樹脂製のボトル、保冷能力を持たせるにしても限界があるということでしょうか。
保冷能力の向上は確かに認められるものの、過度な期待は禁物と言わざるを得ません。
この程度の差で価格が2倍というのは微妙なところでしょう。
ま、俺はもう買っちゃったから使い倒すけどね!