多摩川サイクリングロードの車窓から

初めての関西ライドは葛城山でした

 ここしばらく仕事がクッソ忙しくなり更新が滞っておりましたが、9月に入っていわゆるデスマーチ状態になってしまい、現在和歌山県某所に出張しております。

 そんなわけで現在レオパレスに仮住まい中です。レオパレスというのは壁が薄かったり台所が使いにくかったりと難点も多いですが、ホテル住まいをするには長すぎるが本格的な引越しをするには短い・・・という数ヶ月程度の滞在にはうってつけ。建設業にはその程度の出張が多く、ピッタリはまるのです。
 ここは近所に山が多く、夜練でヒルクライムが出来てしまいそうなのですが、今の仕事の状態でそんな早い時間に帰れるとも思えません。せめて休日に乗れればと思って一応自転車は持ってきましたが、はてさて何回乗れることやら。




 こちらに来て二週間、ようやく休みを確保できたので早速走りに行って来ました。時間があれば高野山にでもと思っていましたが、台風が近づいて天候が不安定なので手近でよさげなコースを探したところ、葛城山という山を見つけました。ド平坦な多摩川下流民にとって、往復50kmで1000mのヒルクライムが出来るというのは驚くほどの好条件。なんせヤビツ峠に登れば往復140km、お手軽練習コースとしてよく走ってる尾根幹ですら往復80kmですからね。

 葛城山というのは和歌山と大阪の県境にあり、登り口が7つあります。関西のヒルクライム界ではその7つの登坂ルートすべてを一日で走りきる七葛なるトライアルがあるそうなのですが、もちろんそんな恐ろしいことはいたしません。一回登るだけで十分です。

そんなに多くを期待されても困りますって。

やらないってば。




 仮住まいからほんの14km程度、神通温泉にやって来ました。ここが葛城山の神通ルートの登り口になります。いっそここまで車で来て、登った後に温泉につかるのもよさそうですね。 


 神通ルートに入ると落石や倒木があり、すっかり林道めいてきます。七葛のなかでこのコースは難易度が低いほうであるらしく、これといった激坂や難所は見当たりません。平凡といえば平凡ですが、初心者から上級者まで楽しめるコースかなと思えます。

いや、別に激坂コースを避けたわけじゃなくて、単に仮住まいから近いのがこのコースだったからで・・・




 今日はカメラを忘れるというブロガーにあるまじき失態をしでかして、スマホでの撮影です。腕の問題もありましょうが、こうしてみるとスマホは画質に限界というものがありますね。台風のせいで天候がイマイチなのもそれに拍車をかけています。



 頂上まであと1km程度、もう少しだなと思ったところで出てくるのがこのコンクリート舗装。長くはありませんが、15%級の激坂です。なまった脚にはきつい斜度ですが、どうにかこうにか登りきれば、尾根に出て視界が開けます。





 こういう風景が広がると、いかにも登ってきた!という気分になります。目の前に開けているのは紀ノ川沿いに広がる町並み。その奥にはまた山が広がっています。登る山には事欠かないところですね、ここは。



 頂上には売店も自販機も無かったので、一息入れてそそくさと折り返すことにしました。
 全体的に見て今日のコースはこれといった難所も無く、かといって歯ごたえが無いわけじゃなく、絶景というほどじゃないけど景色の良い場所もあり、定期的に登る練習コースとしてかなりよさげです。ちょっと道がガレてるのが玉に瑕でしょうか。
 
 こちらにいるのは長くても11月までなので時間的にちょっと厳しいのですが、他の登り口がどんなものか試してみたくはあります。

 いや、七葛はやりませんけどね。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「自転車に乗って:関西」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事