小生お気に入りの「日本秘湯を守る会」のお宿はいくつかあるが、その中でも伊豆にある「山あいの宿 うえだ」と「桜田温泉 山芳園」は最高ランクのお気に入りだった。
「だった」と過去形なのは、「うえだ」が2022年5月に閉館、「山芳園」が2022年12月末日で「日本秘湯を守る会」を退会ということで、伊豆の秘湯のお宿が少なくなった。
ただ「うえだ」は閉館で行けないのだが、「山芳園」は引き続き行くことはできるので、安心ではある。
ということで、退会直前になる「桜田温泉 山芳園」におじゃましてきた。こちらは今回で6回目になるが、魅力はたくさんある。
まずはなんといってもトップ写真の貸切露天風呂だ。今回も軽くフライング気味のチェックインから飛び込む。
広さは約20畳あるという巨大な露天風呂、深さもあり、ちょっとしたプールのようなレベル。もちろん源泉かけ流しで、熱い源泉を加水せずに適温にする工夫をしている。
この露天には、上の方から滝状に落としている。この巨大な露天風呂を空いていれば、いつでも何度でも・・・という贅沢だ。部屋数も少ないので、結構入れるのが嬉しい。
今回は、チェックイン直後、夕食前、夕食後、翌朝の4回満喫した。この露天風呂だけでも十分な価値があるだろう。
内風呂は、とんでもなく高い天井の下、ぬるめと熱めの浴槽が二つ。女性の方は、小さな岩風呂もついている由。
この露天風呂のスケールと内風呂の高さを伝えたく、スマホのカメラを広角にして撮影してみた。魅力が伝われば幸いである。
温泉の泉質は透明でクセのないもの。伊豆の温泉の多くが塩泉である中、飲用も可能というのもステキ。
こちらのお宿に来るときは、「何もしないのをしにくる」のでなく、こちらに行くことが目的になる。
今回も温泉をたっぷり味わい、ホカホカで就寝、翌朝の目覚めもよかった。このお宿、西伊豆の松崎町というロケーションで、車でないと行きにくいのが唯一の難点か。下田から路線バスで45分程度だが・・・
今回、秘湯のお宿としてはラストとなるスタンプをいただき、大満足で帰路についた。
もちろん、魅力は温泉だけではなく・・・例によって別稿にて、魅力ポイントをご紹介させていただきたい。
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