アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

故郷の落語会

2023-01-28 06:00:00 | 落語

故郷の幼馴染が運営している故郷の「認知症カフェ」に落語で出演するようになって5年になる。おかげさまでなかなかご好評とのことで、年明け早々の会場から移し、熱川の会場に出かけてきた。

 

 10年に一度の寒波の襲来で、熱川の駅から見える伊豆大島の三原山には雪が積もっていた。標高の違いはあれど、半島は降っておらず、島だけとは・・・

 なんて思いながら、駅から集落に向けてとぼとぼ歩く・・・すると河津桜が咲き始めているのが見えた。

 

 必ずしも日当たりがいいところではなかったが、やはり河津桜は早いなあ・・・なんておもいながら、会場へ到着した。

 熱川は、ご案内の方も多いかと思うが、駅から温泉旅館は海側にあり、そして民家は駅の上に多い。平地はまったくなく、箱根5区もかくやという・・・

 

 ときに伊豆の町は、集落ごとにしゃべり方も性格も異なっている。同じ町であっても、前回やった稲取は漁師町で気性も荒い。

 今回の熱川は、農業が盛んで空気が違う。そのせいか、お客様の反応も異なる。そして熱川の方が、お客様が多く、男性客も多い。

 

 今回も予定していたお客様をはるかにオーバーし、追加で椅子を容易していただいたほど。この会としては過去最高の人数になったかと。

 年明けではあるが、一か月さかのぼり、一席目は「掛け取り」をやらせていただいた。お客様の受けもよく、二席目は初午も近いということで「明烏」を・・・

 

 ちょっと舌の回りも悪かったがなんとかやりおえた。ところが、予想以上に好評で、ぜひまた来年も・・・と。

 まあ、身体が大丈夫なうちは、やぶさかではないのだが・・・と、会場を後にした。帰りに駅まできたら、三原山の雪はなくなっていた。ちょっとほっとしたりして・・・

 

 帰りの電車に乗り、ウトウトしながら、早くも来年のネタはどうしようかと・・・

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