アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

住吉館の食事

2012-08-28 05:35:17 | 日本秘湯を守る会
さて、温泉抜群の宿、住吉館の食事についても一稿立てさせていただきたい。前日の記事にて家族経営と書いたが、こちらのご主人が元一流ホテルでシェフをしていたということもあり、料理がまた素晴らしい。



 夕食は食堂でのものとなるが、囲炉裏が切ってあって、炭火での焼き物がついてくる。まずは、いろんな山の幸を中心とした前菜がドーンと並んでいる。
 これだけでも十分といいたくなるところに、すかさず出てくるのが、岩魚の刺身(左写真)だ。さばきたてということで、新鮮で身がキリッと締まっていて抜群に美味い。

 そうこうしているうちに、女将とか息子さんが炭火焼の料理を囲炉裏に並べてくれる。しいたけとか、トウモロコシといった野菜に加え、地鶏の焼き鳥なんかも並ぶ。
 そうそう、万願寺唐辛子のほかに会津の名物という魚の焼き物もあったりして、なかなかバラエティに富み、楽しくいただけそうだ。

 などと待っていると、そこにすかさずマスの味噌焼きが・・・うわわっ、香りといい、なんとも食欲をそそる。
 鮎の塩焼きと同様に、頭からかぶりといただく。尾びれだけ残したが、女将から「これだけ食べていただけると、成仏します」とおほめをいただく。



 そう、この宿の女将がまた料理のいいスパイスになっている。勧め上手ということもあり、料理が美味しいこともあり、ついついお酒が進んでいく。
 生ビールをお代わりしてしまったが、せっかくなので日本酒など・・・と思っていたら、すかさずサービスで枝豆を入れてくれたりする。

 うーん、ニクイ(苦笑)。さて、では日本酒を・・・だが、せっかくなので奮発して雪中貯蔵酒という限定のものをお願いした。
 ではまず一杯・・・うん、こ・これは・・・なんという・・・フルーティでありながら、スッキリとしていて、なんとも美味しいお酒だ。



 こりゃあたまらん・・・と、思っているそばから、さっきの岩魚の刺身にした残りをから揚げにしたものが出てくる。
 これがまたお酒に合う合う・・・うーん、ダメだお代わりお願いしま~す!

 かくしていい加減になった小生の前には、十割そばが出てきてもさらに写真のようなスイカをカービングしたデザートが・・・
 これが、スイカを搾ったジュースに杏仁豆腐を合わせたもの。なんとも美味しく、甘く・・・大満足のものとなった。

 もちろん、カービングの模様は、部屋によって異なりいろんな柄で楽しませてくれる。さすがである。
 翌朝の朝食は、派手さはないが、冷奴などいろんなものがバランスよく出ていてちょうどいい感じのものであった。

 住吉館は、温泉だけでなく、料理がまた最高・・・そんな宿である。
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