アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

柳家三三独演会 秋

2010-10-04 06:14:13 | 落語
さて、神楽坂で市馬、一日おいて池袋で花緑と落語づくめの小生だが、実は花緑の日の夜は練馬で柳家三三の独演会があり、三日で三回行くというすごさ。


 練馬の文化センターに行くとご覧のとおりの貼り紙が・・・さすがに師匠の小三治のように終演時間未定とはなっていないぞ(苦笑)
 さて、開演だ。開口一番は二ツ目の右太楼。先日のザ・柳家の会にも開口一番で出たが、なかなか達者だ。この日は「猫の皿」だったがやはりいいぞ。

 調べてみたら、一之輔と近い世代。これから期待できそうだ。というところで、お目当て三三の登場。冒頭、少ししゃべらせてくれ、師匠のようなことはないからとマクラでつれづれにしゃべりだす
 もちろん面白く仕立ててくれてはいるんだが・・・おい、ちょっと長すぎないか(汗)

 かくして、噺に入るまで約30分・・・うーん、ちょっといただけない(汗)。
 そしてようやく噺に入ったが、これが「鮑のし」。ふむふむ、これならそれほど長くないかも・・・っと、面白いし上手いが、ちょっと演出がくどいぞ。これでマクラが長くなければいいんだろうが、惜しいなあと感じてしまった(苦笑)

 もちろん、噺としてはいい出来だし、かなり楽しめたんだが・・・あれれ、もう21時だぞ。確か終演予定は21:10だったはず・・・(汗)
 ということで中入り後、すでに21:15冒頭、長すぎたマクラをわびる三三。二席目は事前に告知されていた「笠碁」だ

 って、おい・・・こ・これは・・・見事に市馬のそれを踏襲している。完全に市馬に稽古をつけてもらったことがありありとわかるぞ
 しかも市馬の笠碁を聞いたのが一昨日だ。そりゃあ、比べてしまうぞ。しかし、途中でタバコを吸うシーンの仕草、間の取り方。見事にそっくりだ。

 もちろん、三三のオリジナルも入ってはいるが、正当派中の正当派という仕上りは、小生のごときオヤジには嬉しい。だが・・・終わったのはさすがに21:45と・・・(汗)
 この日の会場には、おっかけとおぼしき中高年の女性客が多かった。小生の前にいた女性などは、手帳のスケジュールに三三の口演日程がギッシリ入っていた。

 年上の女性から支持される三三・・・いいぞ。ただ、マクラは短くな(苦笑)
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