アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

柳家花緑のゆるゆると真剣にやる会

2010-10-03 17:46:29 | 落語
先日、柳家花緑の独演会で洋服を着ての新作落語を聴いたばかりの小生だが、池袋西武のコミュニティカレッジでの落語会、「柳家花緑のゆるゆると真剣にやる会」があったので、聞きに行ってきた。


 この会は、昨年に続き二度目だが、昨年も小さな会場で二席という贅沢な会だったので、期待していた。と・・・おっ、今年は去年よりもさらに小さい会場だぞ。
 見ると48席しかない。なんと贅沢な会だろう。しかも、最前列の席がゲットできた。ほどなく、出囃子とともに花緑が登場だ。

 冒頭話し始める花緑。今回は古典と新作を一席ずつやるという。さて一席目は・・・と、おお「天狗裁き」だ。最近よく聞くネタである
 本人も気に入っているだけによくできている。だが・・・ちょっと、違うネタを聞きたかった気がした。まあ、後半に期待である。

 と思っていたら、ここで会場が移動という。なんでも新作を洋服でやるので、高座でない椅子の会場に・・・という
 隣の席に移っても最前列がゲットできた。引き続きラッキー・・・だが、さて、何をやるんだ。と思っていたら、一冊の本を持ってきた。


 なんでも、花緑が気に入った本で、作者に承諾を得て、落語に仕立てたという。その内容は、神様と人が語り合っている内容で、ゆるゆると始めた。
 さて、その内容は・・・うーむ、ヨガの世界だ。内容はシリアスで、ヨガの先生に教わっている内容そのものだ。

 だが・・・落語としては辛い。いささか長すぎるぞ。しかも、スピリチュアルな内容なので、情景がイメージしにくい。
 だんだん睡魔に襲われてしまった(汗)。うーん、前回のSWAは成功といえるが、今回はいささか評価しにくいか。

 内容がシリアスなだけに、笑いが少ないのもあり、まったりとしてしまった。と、厳しいことを書いたが、そんなことは当然彼には承知のはず。
 これをどれだけブラッシュアップできるか・・・それに期待したい。何しろまだ、花緑は三十代、思えば小朝もその頃って、いろんなことやってたものなあと

 頑張れ、花緑。
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