SIMフリースマホを取り扱っている海外メーカーで、日本ではもうひとつ馴染みのないメーカーにZTEがある。
しかしASUSとかHTCなどとともに、グローバルではそれなりにメジャーな存在である。このブログでもこれまで何度か取り上げてきている。
最近、ZTEがリリースしたのはミドルレンジの「BLADE V7 Lite」とエントリーモデル「BLADE E01」。E01の方は税抜き1万4800円という。
ところが、ミドルレンジの「BLADE V7 Lite」も税抜き21800円という価格で、コスパもなかなかよさそうだ。
このモデルのポイントは、指紋センサーを搭載していること。特に5本の指それぞれにアプリを割り当てて、アンロック時に起動したりする機能は面白そうだ。
紹介されている記事によればCPUがやや弱めとあるが、クアッドコアのMediaTek「MT6735P」(1GHz)ということで、ちょっと前ならハイエンドレベルだ。
普通の使い方ならば不自由さを感じることはほとんどないだろう。メモリーは2GB、ストレージは16GBというから、SDカードを入れれば、実用では困らないか・・・
ちなみにNano SIMのデュアルだが、SDとの排他仕様というから、実質デュアルで使うことは現実的ではなさそうだ。
とはいえ、このクラスであえてNanoというのもちょっと面白いところである。
カメラは8メガカメラ(イン8メガ)というから、まあ標準的というところ。Zenfoneあたりを考えるとアウトは10メガを超えてほしかったが。
バッテリーは2500mAhを搭載。5インチのモデルとしては標準レベルだが、OSがAndroid 6.0というのはちょっと嬉しいところである。
最近はほんとにこのレベルの手頃なスペック・価格のマシンが多くて嬉しい。これを選ぶかZenfoneにするか、はたまたFreetelとか、普通の人なら困らないはず。
逆に迷ってしまったりするなあ・・・と、こちらの記事にはエントリーモデルも紹介されている。
さすがにスペックはエントリーモデルそのものであり、価格は安いものの、重さとかスペックの差を考えるともう少し足して、「BLADE V7 Lite」をと思ってしまう。
逆に、割り切った使い方をする人とか、ガラケーでなければいい・・・なんて人には十分という気もする。
これからもZTEには注目しておきたいところだ。
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