アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

「夢で逢えたら」 という落語会

2011-12-14 06:05:24 | 落語
「夢で逢えたら」という名の落語会がある。小生ひいきの王楽とたけ平、それにきつつきの三人で新作落語をやる勉強会だ。



 その会に上方落語の大御所、桂三枝をゲストに招き、渋谷の文化総合センター大和田というホールでの会があったので出かけてきた。
 今回は三枝師匠の新作をその三人がやるという仕立て。トップバッターで出てきたのはきつつき。以前も聞いたことがあるが、どうにも落ち着きがなく、しっくりこない。

 せっかくいいフラが出てるのに、なんとなくもったいない感じ。ネタは「鯛」という噺だった。そして、続いてたけ平が登場、「宿題」というネタ。
 こちらはたけ平らしさが出ていて、伸び盛りのいい感じ。一之輔や王楽と同い年。近い将来の真打も期待できそうだ。

 そしてそのまま三枝が登場。出ただけで空気が変わるところはさすがの貫録。始めたネタは「赤とんぼ」というもの。初めて聞いたが、さすがである。
 そして中入り後、あれ・・・なんだ? という感じで、王楽・たけ平・きつつきのコントが始まる・・・が、正直これは個人的には微妙だったかなと。



 そしてヒザに出てきたのが鏡味初音さん、太神楽だが、なんとも可愛らしいお嬢さんだ。しゃべりがまたなんともたどたどしく、なんとなく天然? って感じ(萌)
 芸もまたなんとも微妙にハラハラする感じで、たまらんなあ・・・ってちょっと気に入ってしまったが、調べたら芸協所属で、1981年生まれという。

 写真のように洋服でいたら、まず気が付かないような自然な感じだ。いいじゃないか初音ちゃん。
 さてさて、トリの王楽の登場だ。三枝直伝のネタとなれば、もしかして・・・と予想どおりの「涙をこらえてカラオケを」だった。

 このネタは、王楽が二ツ目の頃聞いたが、また熟成された感じ。久しぶりだが、また口調もよくなってきた感じで、ますます成長していることがうかがえた。
 バッチリ楽しんでお開きとなったが、終わってみれば予定時刻より20分過ぎていた。結果的に、コントだけなければ・・・って気がしてしまった夜だった。
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