アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

奥多摩の秘湯たから荘

2009-05-28 06:30:35 | 日本秘湯を守る会
さて、相変わらずのストレスたまったときの日本秘湯を守る会。今回は都内唯一の日本秘湯を守る会会員の宿「たから荘」にやってきた。


 ここは、以前も訪れたことがあるが、都内とは思えないくらいの自然の中にある。宿はトップ写真のとおり、独特の兜屋根と呼ばれる様式だ。
 しかし都内とはいえ、自宅から約90km。ほとんど秩父に行くのと同じ・・・というか、ナビを入れると山梨県の上野原ICから回れという。

 早めのチェックインで驚いた。日帰り入浴で混んでいる。ここは以前も日帰り入浴やっていたが、こんなに混んでいた記憶はない。
 この宿は規模的には民宿程度だし、お風呂も一箇所なので、隠れ家的なのだが、地理的に、ツーリング客などの日帰りのお客さんが多いようだ。


 部屋は渓流沿いにあり、一面の緑が目を癒し、渓流の音は決して静かではないのに耳を癒してくれる。この日の都心は30度近かったが、寒いくらいの涼しさだった。
 廊下など随所にある花と、窓越しに見える緑がさながら一幅の絵のように見える。ここのお風呂はもちろん源泉かけ流し、湯船は大きくないが、滑らかでいいお湯だ。

 しかも熱すぎず、ややぬるめで長いこと浸かっていられる。お風呂の中で別のお客さんとついつい話しこんだ。これはカラスの行水の小生には珍しいことだ。
 そうそう、この宿は食事もなかなかいいのだ。山菜や手作りこんにゃく、山女など山の幸を中心としたヘルシーな料理が少しずつたくさん出てくる


 秘湯の宿特有の早めの夕食であるが、〆前の10割そばでもはや腹一杯だ。だが、さらにご飯と味噌汁、デザートまで出てくる。
 実は、このそばがまた手打ちでコシがあり、つゆもいい出汁が出ていて抜群にいける。土曜の宿泊としては値段も安く、ゆったりとくつろげ、食事とともに満足度が高い。

 読者の皆さんに本当は紹介したくないくらいなのだが、部屋ごとに置いてある寄せ書きも、ほとんどが大絶賛で、リピーターも少なくないようだ。
 ちょっと疲れたときにフラッとこれる・・・たから荘はそんな宿である。時間があれば高速も使わずに行ける秘湯である。
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