アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

塔のへつりから祇園会館へ

2018-03-10 06:00:08 | つれづれ

大丸あすなろ荘に宿泊した小生、前日は日光観光をしたが、翌日は会津西街道で帰途につきながら、観光を・・・と思った。

  

 大丸あすなろ荘に宿泊する際は大内宿に行くことが多いが、前回行ったばかりだしということで、今回立ち寄ったのが「塔のへつり」だ。

 へつりとは「岪」と書き、こちらの方言で切り立った険しい崖という意味だという。以前も来たことがあるが、険しい峡谷を崖に沿って歩くのはなかなか楽しかった記憶がある

  

 またこの観光スポットは二サスなどでもよく事件現場として取り上げられていたりして、いかにもな雰囲気はあるが、とはいえ全体にはひなびたところだ。

 大丸あすなろ荘からはほど近く、あっという間・・・というのは大げさだが、疲れる間もなく到着した。

 

 が・・・駐車場が雪で閉鎖している。むむ・・・さすればお土産屋さんのところに停めるしかないか。

 と思い、へつりの入り口のところに停めて下りたところ・・・なんと冬季は崖の下まで降りられないというのだ

  

 むむ、これは残念・・・しかたないのでお土産屋さんから写真を撮った。春の雪解けを待ちたいものだ。

 そして、ここから塩原温泉に向かって会津西街道をひた走る・・・のだが、途中会津田島という街を通過しているときに「祇園会館」という表示が目に留まった

 

 ということはこちらでは祇園祭りがあるのか・・・と車を停めて入館してみた。すると、誠実そうなスタッフのお兄さんが出てきて、いろいろ田島の祇園祭りについて解説し始めた。なんか、またもやブラタモリのような・・・(苦笑)

 こちらの祇園祭りは屋台と呼ばれる山車が出てきて、町内ごとに競り合うのだという。かつては、屋台をぶつけ合い、死人も出るほどだったという。

 

 また、未婚女性による花嫁行列など盛りだくさんのイベントで、毎年賑わうという。さて、こちらの会館では屋台を一年中みられるようにしてある由。

 失礼ながら来客はほとんどないのか、スタッフのお兄さんが「今から電気いれますので」と・・・(汗)

 

 人形やジオラマなどで、お祭りの解説があった後、大きなホールに行くと・・・おお、これは立派な屋台だ

 かなり巨大なもので、中でお芝居ができるようになっている。聞くと子供の歌舞伎が演じられるという。

 

 菅原伝授手習鑑とか仮名手本忠臣蔵などの台本も展示されていた。地域のお祭りがしっかりと保存されていることに感動したぞ。

 さすがに会津地方の懐の深さに感服してしまった。

 

 残念なのはこちらはマイナーな存在なのか、滞在中に我々以外のお客様がいなかったこと。ただ、お兄さんが嬉しそうに語っていたのは、栃木テレビで近々AKBのメンバーにより、このお祭りや会館が放送されると。

 

 次回ももう一度立ち寄ってもいいかな・・・と。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日光まるひで食堂でゆばチー... | トップ | 塩原名物スープ焼きそばを »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

つれづれ」カテゴリの最新記事