
さて、鶴の湯ツアーを満喫した小生だが、二日間で二度立ち寄ったのが、ババヘラアイスだ。この名前を聞いてピンとくる方は秋田通かも・・・
以前、東北ツアーで秋田に来たとき、バスガイドさんに教えてもらったのがババヘラアイスだ。ツアーなどで大きな道を走っていると、突然派手なパラソルが目に留まる。
また観光地などにもパラソルが・・・そこには、ご高齢の女性がいらして、ヘラでたくみに盛りつけたアイスをくれる。それがババヘラアイスだ。
ビジネスモデルとしては、朝、資材とともにおばあさんたちを積んだバスで各地に走り、沿道でアイスを売る。夕方バスで逆方向に回収していくというもの。
ババがヘラで売るからババヘラというわかりやすいネーミングだが、もともとは通称だったものが今では商標になったという。
画像を検索すると匠の技のようなバラの花のようなものが出てくるが、このレベルの匠はさすがに少ない様子。それでも写真のようにきれいな形に仕上げていただいた。
今回初日は角館の武家屋敷にいらしたのを見つけ、これはとばかりにお願いしたのがトップ写真のこちらだ。同行者に撮影のお手伝いをしてもらったが・・・(苦笑)
アイス自体は高級な・・・という感じのものではないが、あっさりとした甘味がいい。ちょうどアイスとシャーベットの中間的な・・・そんな感じで、これがやけに美味しい。
二日目は刺巻湿原のミズバショウ群生地で見つけたもの。道沿いで、わかりやすく食べながらいろいろ観光情報をお聞きしてしまった。こうした素朴なやりとりが嬉しい。
調べたところ、いくつかの系統の会社が同じモデルでやっているようだ。元々は農閑期の副業的なものだったらしいが、今では売り子も人気という。
最近では、若い女性が売るアネヘラとかギャルヘラなどもあるとか・・・さらには男性がやるアニヘラというのもあるらしい。アネヘラ・・・ちょっとそそられるが(苦笑)
ちなみに、小生が立ち寄ったお店? にはババヘラパラソルという名前が書いてあった。この商標は大手菓子メーカーが派生商品を作ろうとして商標化を企図し、その結果元祖ババヘラ側が慌てて商標化しようとしたものらしい。
などと調べていたら、田沢湖駅前のお土産屋さんでババヘラアイスのコーンスナックというのを見つけた。
さらには、こんなにも・・・むむ、おそるべしババヘラアイス。秋田の夏はババヘラでキマリ・・・かなと。
とはいえさすがに、コーンスナックのババヘラはちょっとなあ・・・(苦笑)
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