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小生は隠さずにいえばジロリアンである。いわゆる二郎中毒ともいえるのだが、小生のジロリアン歴は長い。
学生のときからだから・・・30年なんてものではない・・・ただ、そのころと今では二郎をめぐる環境は大きく違う。
まず店舗だが、当時は三田にしかなかったが、今では関東だけでなく、北海道にまであるという・・・
そして当時は女性はおろか、男性でも体育会系でなければ入るのを躊躇するという感じで、早く食べ終えられない輩は来るな・・・という無言の空気が漂っていた。
そんなころにジロリアンになった小生、体育会系ではなかったが、それでも大ブタを食べるのに5分なんてかからなかった。
と前置きをして、先日超・超久しぶりに池袋の二郎に出かけてきた。このところ、ぶたまるとか、豚力ばかりに出かけていたので、本家二郎はうれしいぞ。
お店に到着すると、待ちは6人ほど。おお、これならたいしたことはないぞ・・・と。それからほどなくして着席し、麺カタメの少な目でオーダーする。
そしてコールは、野菜少な目・ニンニク・カラメ・アブラだ。言い訳になるが、多くの方が麺半分にしていたが、なんとなく「少な目」にしてしまった後悔で・・・野菜を減らしたという。
こちらのアブラはコラーゲンというか塊感のあるもので、味がしみこんでいて個人的にはツボにハマるもの。
麺は二郎だけに、うどんかよとまではいかないものの、やはり迫力のあるもの。この太目の麺をカタメにしたことで、食べ応えがある。
そういえば、こちらではざっくり7割くらいの方が麺カタメにしていたのも、特徴的だ。
そしてスープだが、インスパイアがいくら頑張ってもカネシだけは似て非なるものになるだけに、正統派ジロリアンの心をくすぐるのはこのスープだ。
ニンニクを溶かしていただくこのスープは、男くさいものだが、やはりなんとも美味しい。これを味わうために二郎に来ているといっても過言ではない。
学生の頃に比べてボリュームはいけなくなったが、それでもなお、早く食べるのはマナーだと思って5分とかからず食べ終えた。
あたりを見回すと、小生の前に食べ始めた若者がいまだ半分以上残している。オヤジのたわごとで、「昔はよかった」というのがあるが、今の若者の食べるのの遅さにはビックリする。
ますます二郎の行列が長くなるわけだ・・・はあ。
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