
タンタン麺は、坦々麺か担々麺か・・・バカみたいな話だが、けっこうバカにならない話だ。
元々の名前の由来は、中国で日本でいう「汁なしタンタン麺」を屋台で売って歩くところから来ている。
荷を担いで歩いて売ったところから、担々麺の文字が当てられていて、これが正しいのだが・・・「タンタンメン」と入れて変換すると「坦々麺」と出るケースもあり、知らずにお店でもこの字を使っているところも多いとか・・・
坦とは、たいら/土がたいら/心がおだやかなどの意味をもつ漢字であり、おだやかで平坦という意味だという。
だから坦々麺ではは意味がおかしくなるわけである。
同様に、「独擅場(どくせんじょう)」がある。この言葉、むしろ市民権を得ているのは「独壇場(どくだんじょう)」の方であり、今では同じ意味あいとして評価されている。
かように、漢字そのものもいろいろブレているが、先日とあるところで聞いた話には仰天した。
いわく「たゆたう」と書いたところ、先生から「そのような日本語はありません」として間違い表記とされたというのだ。
さらに別件では、小説家が「痩せぎすの男」と書いた原稿を勝手に「痩せすぎの男」に直されていたというのもあった。
もうこうなると、日本語ってどこへ行くの・・・と問いただしたくなる。そうそう、その「問いただす」だって、ニュースなどで野党が与党に「問いただす方針」と聞くと、おそらく80%以上の人が「問い正す」だと思っている様子。実際多くのネトウヨが、野党が与党に「正す」とはおこがましいと言っていたりする。
「問い質す」と理解している人がどのくらいいるんだろうと・・・
さらにさらにトドメをさす話で、英語のテストでeasyの意味を書けという問題に対し、「やさしい」と書いて×を食らったというのがあった。
先生曰く、「やさしいはkindだろう」と。先生それは「優しい」であり、こちらは「易しい」と言ってもダメだった由。
この先生にとっては易しいでもダメな様子だったとか・・・ちなみに「簡便な」以外は認めなかったという・・・
うーん、いよいよもって、日本語ってどこへ行くんだろう・・・オヤジには迷路としか・・・
ここに出てくる「先生」たちって、学校の先生でしょうが、すでに「志望者が少なすぎて、教師の質を保てないレベル」になっている教育現場だとか。
先生が働く環境をなんとかしないと、こんな先生ばかりになっちゃう!?
ああ、戦時中じゃないけど、大人のいうことを正しいと思っていたら、大変なことになるかも。
いつもありがとうございます。今の先生の置かれている環境もかなり大変ではありますが、ここに取り上げた実例などは氷山の一角かと。
政治の世界ではあまり教育に力をいれているとは思えず、ますますレベルの低い子供たちができそう。
*「おそらく、世界で一番こ難しい原語は間違い無く日本語である」
これは断言できますね。何せ「漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字に似非英語に和製英語、オルグ=ロシア語、ブラジャー=フランス語、だんな&やかん=サンスクリット語、更に音読み訓読みに、、何で東海林と書いてしょうじ、常陸と書いてひたち、濁点をつけるか付けないか?=軽井沢&所沢、町をちょう?まち? と読ませたり、山=やま&さん」とか
等などこんなドしちめんどくせぇ原語は世界にありません!!! しかも、、
*「日本人はオリジナリティ求め?同じ商品製品でもネーミングが異なる!!?」
その具体例が「ヤマハの電子オルガン商標エレクトーン、カワイ=ドリマトーン、テクニクス=テクニトーン、ビクター=ビクトロン、ブラザー=エミリオン」等があり、更にドやっかいなのが建設機械の「俗称パワーショベル=キャタピラに途中曲がるキリンの首の様なバケットの付いた重機」=正式名称は「エキスカーペーター」と言いますが、これがまた各社千差万別で「ユンボ―(小僧の愛称)、バックホー、ブレーカー、リーチショベル、油圧ショベル」等など同じ効能機能でも全然ネーミングが異なると言う恐ろしい業界です。
*「独断場(じょう&ば) は良く使う用語ですが独擅場は聞かないし、意味が違う様な、、、、」
自分は独断場(ば)読みですが、これは「落語関連ならお師匠様の独断場 他の追従を許さない」様な意味で使われ、独擅場?ってぇ、何か良からぬ事を独り占めする様な意味?にも思えますが?
*「たゆたう 揺蕩うはほとんど使いませんが何となくの意味は、ためらう、迷う、決められない」
調べますとこの漢字こそ正規の日本語では無くて特殊読みとの事なので「ひらがな」が良い様ですね。
*「痩せギス=古くから在る誰でも知る言葉」
よく使われたのは「大石の好みの女は皆同じような感じで、まぁ痩せギスで胸がどうたらこうたら、、」と。痩せ過ぎとは一部共通項があるものの「あえて校正訂正を強制すべき言葉とも全然思えません」が、この言葉を校正した者はもう一度小学生から勉強し直すべきでしょう。こういうのがデケェツラして商売してはいけない。作者は「きちんと意味を持ってこの言葉を使っているはず」なのですから。
*「Easy=イージーとは? 非常に広い意味を持ちますね」
自分の範疇フィールドですと「イージーリスニングミュージック=Pモーリア、Rルフェーブル、カラベリ、更には服部克久先生のジャンル等も一部入りますが、Easy=簡単、お手軽、軽い、気軽等も含まれ、決して音楽自体が簡単でレベルが低いわけでは決して無い!!! 当然易しいも入りますがもちろんそれだけでは無い。これは「Easyの前後の文脈がどういうスタイルなのか?」によって大きく変化するはずで、まぁこういう方に嵌まり込んだところが日本なのでしょうね。
今回は非常に勉強させて頂き感謝いたしますが、例えば?「アイラヴユー!!」で全て通じる(本当なのか?) 英語ってぇ便利だと心から思います(苦笑) 敬具
ポイントとなる歌詞は「彼と彼女と、あいつときさまと、君とあなたと私」という言葉・・・あいつもきさまも、君もあなたも英語なら全部You(笑)
やはり日本語はややこしいです・・・