今年もグランプリシリーズの季節になった。今シーズンはルール改正もあり、それぞれの選手にどういう影響が出るかも注目されるところだが、第一戦のアメリカ大会は、すでに皆さんもご案内の通り、宮原知子の連覇となった。
また坂本花織が二位に入ったが、表彰台独占を目指した本田真凛はジャンプでミスが続き、フリー95・30点、SPとの合計158・04点の8位に沈んだ。
記事によれば朝の練習から違和感があった上に転倒がかさなり、足首を痛めた様子。悲しい現実であるが、真凛ちゃんのファイナル進出は実質絶望となった。
例によって、グランプリシリーズの今後の展望をしながら予測していきたいところ。日本勢では、ファイナルに可能性があるのは男子は羽生と宇野の二名だろう。
そして女子だが、今回のアメリカ大会で優勝したことで、宮原は90%以上キマリといえよう。というのは、次がNHK杯で、事実上ライバルはなし。
最低でも3位には入るだろうから、ケガ等で欠場などの無い限り、きまり・・・と。という目でアメリカ大会を振り返って見ると、これまたメドベージェワ、ザギトワ、コストナーなどの強力なライバルがおらず、イヤミでみれば順当・・・と。
もちろん、坂本の二位も決してサプライズではない。
さて、次戦のカナダ大会には小生イチオシの樋口新葉が登場、いきなりメドベージェワと激突する。
昨年の五輪を逃し、最後の世界選手権で銀メダルを取った樋口の、逆襲第二節がいよいよスタートするわけで、興味深いところだが、メドベージェワにどこまで迫れるか。
さらに、樋口はロシア大会にエントリーしているが、こちらにはザギトワとグレーシー・ゴールドがエントリーしている。
樋口がザギトワに勝つのは正直至難の業だから、カナダ大会で銀以上を取り、ロシア大会でも銀を取る必要がある。
坂本は次戦はフィンランドでザギトワ、コストナーとぶつかる。ここで銀以上ならファイナルだ。
さて、三原の順位も気になるが、もう一人、シニアデビューの紀平にも注目したい。すでにトリプルアクセルを楽々こなしている天才少女、NHK杯も気になるが・・・
なんといっても最後のフランス大会だ。メドベージェワ、ソツコワ、コストナー、それに三原と激突する。
ここでいい成績を収めると・・・浅田真央のデビュー時にも負けないようなことになりそうな・・・
といいつつ、小生も最近はやや冷めてしまった感もあるが、それでもなお大会でなくショーで真凛ちゃんを見たいと思う。
ミーハーと指されるのは承知の上で、CA姿のこんなショーをまた見たいと思う小生である。
本田選手は“巻き返さなきゃ”という気負いではないでしょうが、足も痛かったのか、見ていて辛いフリーに…。
今シーズンは、やはり、紀平選手のシニアデビューが最も気になっています♪
男子は、GPシリーズじゃないけど、どんな全日本になるか、楽しみ。もちろん、高橋大輔が何を見せてくれるか、ということで。
このネタにはきっとリアクションが・・・と期待しておりました。
そして、紀平選手に注目しているところもさすが! というところです。小生も紀平選手の成長ぶりを早くみたいというのが本音です。