先日の記事で秩父の秘湯に出かけたことを紹介したが、せっかく行って「何もしないのが目的」といっても、往復だけでは色気もない。ということで、途中立ち寄ったのが長瀞の旧新井家住宅だ。長瀞駅前を宝登山方面に行くとほどなく見つかる。
ここは、さりげなく長瀞町の郷土資料館の一角にある。偶然立ち結ったというのがほんとのところだが、なんと国指定の重要文化財だという。
かつての養蚕農家の佇まいで、家の中にうまやもあるという様式。土間からすぐに囲炉裏があり、ここでの食事風景の写真も資料館に展示されていた。
大黒柱もやはり立派なもので、建物自体の頑強さもうかがえる。しかし、国指定の重要文化財という割に管理はラフで、けっこう自由に入り、階段を登ったりできる。
下の写真にあるように、階段(というよりはしごだが)は思いっきり急で、このはしごをはずせば、二階は隔離される。つまりはしごが鍵となる。
この写真のところはメインの二階だが、裏の方に、隠し部屋みたいな二階もあった。聞くと、ここは若夫婦の寝室であり、誰にも邪魔されずに子作りに励んでいたという。
ちなみにこの家は、長瀞の別の場所にあったものを移築したものらしいが、そもそもの建築年代ははっきりせず、中にあった品物に延享2年の銘があり、どうやら江戸中期の吉宗の時代にさかのぼることが判明したとか。
歴史マニアの小生、いろいろ眺めていたところ、資料館のスタッフの名札をつけている方が解説をし始めた。
いわく、ここの場所は平安時代の館があった土地だとか。さらに、離れになっているトイレは江戸時代のものではなく、明治時代のものだとか。
一番のポイントは屋根だそうで、確かにかやぶきではなく、板葺きで石が乗せてある。聞くと、台風とかで壊れるが、家の人が簡単に直せるわけで、そこがよかったとか。
さらに、平将門とか平清盛とか常盤御膳とか、川越氏、畠山氏の話になってきた・・・なんとなく、相槌やら返答をしながら聞いていたが、よく考えると、この家とは何の関係もない(苦笑)
きっとヒマをもてあましていたスタッフが、歴史が好きそうな小生を見つけて、薀蓄を語ったというのが本当のところだったのかも(汗)
とはいえ、この旧新井家住宅、隣接するハナビシソウの群生とともにセットで300円と見ごたえがあるものでありました。
ここは、さりげなく長瀞町の郷土資料館の一角にある。偶然立ち結ったというのがほんとのところだが、なんと国指定の重要文化財だという。
かつての養蚕農家の佇まいで、家の中にうまやもあるという様式。土間からすぐに囲炉裏があり、ここでの食事風景の写真も資料館に展示されていた。
大黒柱もやはり立派なもので、建物自体の頑強さもうかがえる。しかし、国指定の重要文化財という割に管理はラフで、けっこう自由に入り、階段を登ったりできる。
下の写真にあるように、階段(というよりはしごだが)は思いっきり急で、このはしごをはずせば、二階は隔離される。つまりはしごが鍵となる。
この写真のところはメインの二階だが、裏の方に、隠し部屋みたいな二階もあった。聞くと、ここは若夫婦の寝室であり、誰にも邪魔されずに子作りに励んでいたという。
ちなみにこの家は、長瀞の別の場所にあったものを移築したものらしいが、そもそもの建築年代ははっきりせず、中にあった品物に延享2年の銘があり、どうやら江戸中期の吉宗の時代にさかのぼることが判明したとか。
歴史マニアの小生、いろいろ眺めていたところ、資料館のスタッフの名札をつけている方が解説をし始めた。
いわく、ここの場所は平安時代の館があった土地だとか。さらに、離れになっているトイレは江戸時代のものではなく、明治時代のものだとか。
一番のポイントは屋根だそうで、確かにかやぶきではなく、板葺きで石が乗せてある。聞くと、台風とかで壊れるが、家の人が簡単に直せるわけで、そこがよかったとか。
さらに、平将門とか平清盛とか常盤御膳とか、川越氏、畠山氏の話になってきた・・・なんとなく、相槌やら返答をしながら聞いていたが、よく考えると、この家とは何の関係もない(苦笑)
きっとヒマをもてあましていたスタッフが、歴史が好きそうな小生を見つけて、薀蓄を語ったというのが本当のところだったのかも(汗)
とはいえ、この旧新井家住宅、隣接するハナビシソウの群生とともにセットで300円と見ごたえがあるものでありました。
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