堀琴音、二位の涙に惚れた

いやあ、惚れた。堀琴音の涙に惚れた・・・全日本女子オープンゴルフの最終日、結果はご存じのとおり、アマチュアの17歳、畑岡が史上最年少かつ初めてのアマチュア優勝を果たしたのだが、勝負のアヤは17番にあった。


　そのホール、ティーグラウンドに立った堀琴音は4アンダーでトップ。ところが、ここで前の組のトラブルで、なんとティーショットを打つまでに7分くらい待たされたのだ。
　そして、その間に畑岡が18番で難しい下りを入れてバーディーで4アンダーにしていた。堀の17番ティーショットは、まずまずだったが、アゲインストの風が強くなったこともあり、レイアップを選択した。

　ミドルのサードショットを打つ時点で、堀はスコアボードを見たはずで、本人からすれば、まさかの状況になっていることに初めて気づいたのでは・・・
　そのサードショットも内容は良かったが、わずかにスピンがかかり過ぎ、下り坂と併せて微妙に残してしまった。かくして、ここをボギーとし、一気に逆転を許してしまった。


　最終の18番、果敢に攻める気概は見えたが、最後のバーディーパットが入らなかった時点で勝負あり。そのときの涙がトップ写真のこれだ。
　おそらく、17番で安全策を取り、レイアップしたことなどへの後悔が、グワッと押し寄せてきたに違いない。なんともな感じだった。


　堀琴音はプロ入り後、まだ未勝利で、この大会は相当期するものがあった様子。また「モデル体型のプロ」などとも呼ばれていて、パッと見スラッとしたお嬢さんだ。
　年齢は20歳だから、まだこれからではあるが、この活躍を機に頑張ってほしいものだ。写真でもわかるように、人気が出そうな感じである。

　ここで小生、大胆予想である。来期のMercedesのサポートプロに堀琴音が入るとみた。現在は、松森彩夏・柏原明日架・香妻琴乃・森美穂だが、柏原か松森が抜けて、彼女が入るのではないかと・・・
　基本の基準は、若手で活躍が期待されるプロだが、その線では文句なく合格水準にありそうだし、彼女がブランドイメージ向上に貢献するのは間違いないだろう。

　さあて、大胆予想だが・・・どうだろうなあ。で、とりあえず、香妻琴乃・森美穂・藤田光里に加えて、堀琴音を応援プロに加えることになりそうだ(←懲りない奴)