河童軒のラーメン

いつもいつも評判のいいラーメン屋を探している小生であるが、たまにはごくごく普通のお店に入ってみたくなる。今日紹介する河童軒もそんなところだ。


　場所は滝野川消防署の近く、駅でいうと京浜東北線の上中里が最寄りか。本郷通り沿いにある。ラーメン屋というよりも、普通の中華食堂の佇まいだ。
　普段ならスルーしてしまうようなところかも知れないが、なぜか入りたくなってしまった。中華食堂っぽいとなれば、餃子とかチャーハンなども普通にある。

　だが、何より小生の目を奪ったのが、ラーメン３８０円という格安価格だ。これはラーメンで行ってみよう。
　ほどなく出来てきたのが、トップ写真のこれだ。海苔が入った形といい、きわめてオーソドックスなラーメンである。

　これでナルトが入っていたら、完璧に小生がガキの頃の中華そばの雰囲気だが、さすがにそこまではいかなかった。
　そういえば、ナルトっていつごろからラーメンの具に入らなくなったんだろう。海苔も今や定番とは言えない。二郎のようにメンマが入らないものも増えてきた。


　さらにこのラーメン、さやえんどうが入っていた。ちょっとこれは嬉しい。
　そて、見た目はそのくらいにして食べてみよう。まずはスープだ。あっさりしたとまではいかないが、スッキリ系の懐かしい感じのスープ。ラーメンとしては文部省推薦みたいな感じというべきか・・・って、なんだよ文部省推薦って(汗)

　麺の方も、これまたきわめてオーソドックス。中くらいの太さ・・・中太っていうより中くらいか。もちろん食べていて物足りないとかいうことはない。
　チャーシューは懐かしいもの・・・ではなく、ちょっと大き目のもので、柔らかくなかなか美味しかった。あ、メンマも普通な感じだが、けっこう多かった印象がある。

　いやあ、本能のまま入ってみて正解だったかも知れない。なかなかいい感じで、これなら毎日食べても飽きないかも知れない。
　何より、これで３８０円というのはこのご時世に嬉しいこと極まりない。っていうか、コスパはかなりいいと思えた。

　毎日行けるところではないが、たまにはいいかな・・・河童軒はこんな感じのお店。チャーハンも美味しそうだった。また機会があれば・・・