アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

信州の鎌倉で寺社巡り

2010-08-26 06:11:50 | つれづれ
今年の夏の秘湯めぐりは長野、となれば長野の観光地を・・・ということで、初日に訪れたのが、信州の鎌倉といわれる上田周辺の寺社巡りだ。


 元々はかの真田の本拠地でもあり、上田市を中心に城や寺社の史跡が数多い。最初に向ったのが、安楽寺だ。ここは、鎌倉時代からの古刹で、臨済宗で開山。
 トップ写真の八角の三重塔は国宝。現存する八角の塔としては国内唯一だという。薬師寺あたりの塔よりはやや小ぶりだが、質素な作りで重厚感もある。

 ちなみに、ここの経蔵は宇治の黄檗宗の満福寺から買ったものとか、しかも今は曹洞宗に改宗している・・・うーん、臨済宗~黄檗宗~曹洞宗・・・禅宗総なめ(苦笑)
 さて、続いて向ったのが前山寺。空海上人(弘法大師)が開創したと伝えられている。山の名前も独鈷山というくらいで、弘法大師ゆかりを感じさせる。


 よって、今でも真言宗であるが、塩田城の鬼門に位置することから武将の信仰も厚かったという。ここの三重塔は重文である。
 ここの三重塔は未完の塔と言われ、梁が突き出していたりする。安楽寺もそうだが、ここも拝観料こそ必要なものの、それも安く、全体にゆったりとした空気が流れている。

 お庭を清掃していた方が、いろいろ解説などしてくれていたのも印象的だった。さあてここからお宿に向おうかと思い、車を走らせていく途中に見つけて寄ったのが、生島足島神社だ。日本の真ん中というふれこみが出ている。
 実は、この神社は由緒正しきところであり、かの武田信玄も信仰していたという。


 コピーではあるが、川中島の戦いで必勝祈願をした信玄の文書が展示されている。信玄直筆とされるこの文書は、なかなか貴重なものだろう。
 ときに、ここはもうひとつ夫婦和合・縁結びの神でもある。夫婦欅という神木がある。この木の下の穴をくぐると右に立派な男性の形の木のこぶが・・・

 しかも・・・(以下映倫カット)、そして、そのお向かいには、女性の形が・・・うわわ、これまたリアル・・・(汗)
 うーん、まったく予想していなかったが、けっこうな名所である。この他にも国宝や重文がたくさんある上田周辺は名所・旧跡がお好きな方にはお勧めである。
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