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アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

箱根富士屋ホテル

2005-10-07 11:55:42 | つれづれ
父が一度泊まりたいと、かねてより言っていた箱根富士屋ホテルに泊まってきた。本来、父と一緒に行く予定で予約していたものだが、急逝でそれが叶わなかったものだ。といいつつ、小生もここの泊まるのは初めてである。

 あまりにも有名なこのホテル、お約束のように館内の案内ツアーがある。支配人代理みたいな品のいいおじさんに連れられて歩き始めた。
 このホテルは、明治11年の創業という。何でも、創立者が戦国時代から続く旅籠を買い取り、近代的なホテルとしてスタートさせたというのだ。

 明治11年といえば、かの早稲田大学もまだできていない。創立者は慶応義塾で福沢諭吉に勧められ、ホテル業を志したというのだ。
 さすがに当時の建物は、大火で焼け落ち、残っていないが、明治22年に建てられた建物は、現役のホテル玄関・ロビーとして使用されている。19世紀の建物だ!

 面白いのは、二代目だ。創立者には、長男もいたのだが、たまたま友好関係にあった日光金谷ホテルの経営者の子供たちが泊まりにきたときに気に入ったという。
 それで、次男を長女と結婚させて二代目としたというのだ。この二代目が、オシャレで一生ヒゲを伸ばし続けたことなど聞きながら、その頃の建物の食堂に行く。




 食堂には、彼の顔があった。そう、すべての柱の付け根に彫刻が施してあり、これが彼の顔だという。彼は、従業員のサービスを常に見つめているぞというメッセージとして、これを置いたというのだ。小生なら、ミニスカを・・・以下省略



 さすが老舗、歴史ある建物は古さこそ隠せないものの、静かな癒しの空気を漂わせてくれている。夕食も、しっかりしたフルコースで美味しかった。
 ただ、温泉大浴場なんていうものはない(浴室はあるが・・・)し、浴衣で宴会なんていうところではないので、イメージと違ってしまう向きもあるだろう。

 建物こそ違うが、以前泊まったカナダのバンフスプリングスを思い出した。ときには、こんな旅もいい。母も大満足だったようだ。
 朝晩の風が涼しかった。だが、それ以上に財布に吹く風が涼しかった(爆)

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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次男さんは (雪ダル)
2005-10-07 14:19:08
出っ歯だったということですね。。。。
返信する
この柱・・見ましたわ (セントレア)
2005-10-07 19:04:39
夢かないこの春に「箱根冨士屋ホテル」に、ITコンビと友人のKさんと三人で行きました。

歴史を感じるまではよかったのですが、部屋が大きすぎ(ぜいたく?)寒く、古い造りのバスルームは天井が高く寒すぎて、入浴をやめました。

三人の感想は、同じ料金なら老舗ホテルよりグレードの高いホテルの方がすきかも?!

でした(笑)

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・・・・・・・・・。 (こぶたママ。)
2005-10-07 19:19:50
営業妨害にならないかな。。。。

桂さん、、、出ませんでした?

・・・・え?何がって、あなた・・・・
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おっしゃるとおり ()
2005-10-08 00:01:01
雪ダルさん

ヒゲと出っ歯で・・・した。



セントレアさん

おっしゃるとおり。賛成、今度またどこかで一杯やりましょう。



こぶたママさん

えー、何も出ませんでしたよ、ホッ・・・
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