アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

「薺」って読めますか。日本語ブームの話

2005-11-12 14:03:09 | 薀蓄
最近のテレビの流行りは日本語のようだ。難読の漢字の読みや、ことわざの意味などを聞く番組が多い。小生もこの手の番組を見るのが好きだったりする。

 ネットの方にも問題集が出ていたぞ。どれどれ…「なんだ簡単じゃないか」って、どこかの携帯電話のCMみたいなことを言ってるオヤジがここに…
 「かかし・にんじょう・やし・けげん・こうでい…」さすがにオヤジ世代にとって、この辺はどうでもない。

 さらに問題を続けてみよう。なんだ…かん・た・ん…うーん、だんだんつらくなってきたかも(汗)。いやあ、簡単なんだが、いつまでたってもキリがないし、今日はこの辺にしておこう(←ごまかしてるし)
 冗談はともかく、時々読めない、あるいは誤まって覚えていたのがあるのは事実だ。もっと勉強しないとなあ。

 もっとも、難読漢字を得意がって覚えて使用しても相手が読んでもらえないと何の意味もない、下手すると誤解されてしまう(笑)
 こんなケースがあった。小生、以前手紙の中で、「(前略)~こうして、拙文を認めている次第です。」と書いたことがあった。

 相手から返ってきたのは、「拙文をみとめているって、勘違いかい、それとも皮肉?」という答えだった。以来、この漢字は使わないことにした(苦笑)
 IT機器の伸展で、漢字能力は確実に落ちているが、皮肉にも、前述の問題集の香具師などは、2ちゃんねるのおかげで復活した言葉かもしれない。

 彼らの使った言葉が、以前の記事で紹介した「ゲン」だったり、放送禁止用語(だったはず)の「ヤ○イ」だったりするわけだ。
 これまた皮肉にも、いまやこれらの言葉が市民権を得ていてテレビ・ラジオはおろか、女子高生あたりも普通に使っている(オヤジとしては、ちょっと切ない)

 言葉は変化するのが常だから、嘆いていても始まらない。現に、「我慢」のようにすっかり本来の意味でない方が定着したケースもある。
 だが、世を挙げて日本語ブームというのは、我々が日本語を話していないからではないんだろうかなあ(オヤジの嘆き)…

 たまには、こういう理屈だらけの記事もいいでしょう(と読者にこび)。
コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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私もこういうの (すぽっと)
2005-11-13 06:42:06
大好きですが、結構難しいですよね。やってみるとやっぱり自分がこだわっているカテゴリーのは読めてもそうでないのは苦戦します(笑)。



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やってみました・・・ (yuki)
2005-11-13 08:38:18
問題1問目の案山子でつまづいてしまいまた・・・・。「香具師」も2チャンネルで見て「何と読むのだろう?」とずっと思っていたのですが、この問題集のおかげで分かってスッキリしました。ありがとうございます!

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常識? (ゆきこママ)
2005-11-13 21:20:08
以前、ある会社の入社試験で、あがっていたのか「老舗」がどうしても思い出せなくて、苦し紛れに「ロウホ」と書きました(爆)

帰りに階段を降りながら思い出し、非常に恥ずかしい思いをしました。

えっ? もちろん落ちましたが、何か?(笑)
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苦し紛れ ()
2005-11-13 21:55:25
すぽっとさん

やはりけっこうややこしいですよね。



YUKIさん

香具師がわかってよかったですね。

ちなみに「認める」はわかりましたか。



ゆきこママ

「ろうほ」・・・基本ですなあ。
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