アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

個人情報の行方、浅草の街角から

2005-10-02 16:09:28 | つれづれ
以前にも書いたが、小生時々高座扇を買いに行ったりするために、浅草に出かける。タイガー&ドラゴンでも舞台になっていたが、なんともいえないディープな空気がけっこう好きだったりする。

 けっこうパチくさいものも売っていたりするし、他では置いてないような品物も見つかるのが嬉しい。そのかわり、良くも悪くも昔の日本がそこにある。
 小生が田舎にいる頃だと、何かをやれば町中に知れ渡るし、個人情報もへったくれもなく、どこの誰が離婚したとか、どこに勤めているなんて、知っていて当たり前だった。

 それが、今や街中で出会って、相手の名前を呼ぶと個人情報だからということで、下手すると訴えられかねないという。
 街中で会ったら、これからどう声掛けしろというのか・・・「はーい、偽エルメス」とか(汗)。そのうち、学校で出席を取るのもダメなんてことになりかねないぞ(笑)

 まあ、この手のものの常で、今はちょっと振れすぎている感じではあるが・・・この先、どうなるのかというのも注目される。
 と思いつつ、浅草でこんな看板を見つけてしまった。写真をご覧いただこう。このお店は、ダンスシューズを扱っている。ということで、看板はダンスシーンだ。

 なかなかカッコイイじゃないか・・・とよく見ると、顔がモザイクになっている。おお!ついに個人情報保護法の影響がこんなところにまで・・・(汗)
 浅草あたりにまで、こんな形で影を落としていたとは・・・なんだかなあ、ちょっと不自然だし、ここまでやおるなら、足だけ切り取ったアップにしたって良かったのに、とか思ってしまった。

 だが、この看板・・・今年になって貼られたようには見えない。ということは、以前から個人の情報に配慮していたのだろうか。
 うーむ、これは脱帽だ。確かに仲見世のおばさんたちは、外国人相手に商売しているので、英語にも堪能だという。実は浅草はグローバルだったのか。

 と感心しつつ、この看板の写真が、勝手に撮って、本人の許可を得ていないだけだったりして・・・(汗)。
 やはり浅草は深い・・・

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3 コメント

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うちのほうでは (雪ダル)
2005-10-02 21:12:03
地下鉄のホームに貼ってあるポスターに、髭とか眼鏡とかほくろとか、いろいろ書き込んであって、これは、これで、モザイクがかかったのと同じくらい、元の顔が、わかりましぇーーーん
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浅草 (すぽっと)
2005-10-03 02:54:39
こちらに来る前までは、初詣で毎年行っていました。今でも帰る度になるべく行くようにしています。

何とも不思議な場所ですよね。



それにしてもダンスシューズを売っているお店の看板がコレ? 結構派手だったりするし。。。(笑)





>今や街中で出会って、相手の名前を呼ぶと個人情報だからということで、下手すると訴えられかねないという。



えぇ~っ! なんかスゴ過ぎ。。。

ホント学校の出席もとれなくなる日が来そう。。。

番号で呼ばれるようになるのかしら。。。

大学なんかだったらその講義毎に番号が違ったりして、他人の番号で返事しちゃって、自分は欠席扱い。単位が足りなくて留年。。。なんて。。。考え過ぎか(笑)。



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異常な状況 ()
2005-10-03 06:44:19
日本における個人情報の扱いはちょっと異常です。

住基ネットがスタートするとき、どっかの国の大臣が、「掲載されるのは氏名・生年月日・住所程度で、いわゆる個人情報なんかじゃない」と強行突破していたんですけどね(怒)



雪ダルさん

うーん、その結果として・・・というのがいいですね。今後こちらでも流行ったりして(汗)



すぽっとさん

この案件に関して、アメリカ等の情報が入ってこないところに、なんとなく歪んだものを感じるのですが・・・不思議です。
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