アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

あっぱれ金藤

2016-08-13 06:00:24 | つれづれ
いやあ、あっぱれ金藤。全日本選手権の勝ちっぷりから、メダルは確実とは思っていたが、期待に応える見事な金メダルで、この種目では岩崎恭子以来の立派な結果だ。

 金藤 200平泳ぎで金メダル!「信じられない」岩崎恭子以来6大会ぶり

 内村や萩野たちの金メダリストやイチローのように偉大な結果を残した人たちには間違いなく、ドラマがあり、結果を招致するための血のにじむような努力がある。
 金藤も例外ではなく、ロンドン五輪落選で一度は終わったはずの選手だった。それをひっくりかえしたドラマがこんな記事で紹介されていた

 しかも、すでに皆さん記憶から消えている・・・あるいは興味がなかったかも知れないが、五輪選考会となった今年の全日本でも一波乱あったのだ。
 金藤は100m平泳ぎで派遣標準を突破したにもかかわらず、この種目で渡部・鈴木に及ばず三位となったため、リオの代表に選出されなかったのだ

 もちろん金藤にとっては、得意は200mだったのだが、昨年の世界水泳で渡部が優勝したため、すでに一枠はなくなっていて、まさに残り一枠を掛けての勝負であった
 しかも100mで枠を取ったのが、ロンドンのときにも敗れた鈴木と渡部だったわけで、テレビで見ていたときの200mのレース振りは鬼気迫るものがあったことを覚えている。

 鈴木はロンドンでの活躍で一躍ヒロインとなったが、渡部がロンドン・リオと続けて不振だっただけに、金藤の積み重ねてきたものが一気に爆発したというべきか。
 なんでもこの一年、金藤は毎日20km泳ぎ、それに筋トレをしていた由。萩野曰く、金藤さんの練習見てたら、自分がキツイなんていえないと。


 平泳ぎで20kmというのは尋常ではないという・・・ざっくりいうと200mのレースを一日100本やっているわけで・・・毎日なんて聞くと、一か月で泳いで東京から神戸くらいまで行っている・・・えっ、一年で北極から赤道を超えて泳いでいる・・・(汗)
 ここまで聞くと、今回の五輪水泳チームの主将でもあった金藤が、主将になったことも、レースに勝ったことも必然だったかも知れない。

 金藤自身は、今回の五輪をラストと位置付けているようだが、次の五輪では渡部が彼女の後をついでもらわねばなるまい。
 自由形とバタフライで売り出し中の池江(右写真)と渡部が東京ではヒロインになってもらわないと・・・であるが、きっとこうした物語は続くと期待していいだろう。

 ときに、鈴木と渡部の記事はむしろNHKの上原アナのことを書いてるじゃないかって・・・はあ、でも小生の予想どおりに五輪のニュースのキャスターになったわけで。(←ドヤ顔かよ)
 次は上原光紀アナが小郷アナの次の「おはよう日本」の休日担当のキャスターになることと、鈴木聡美が田中雅美や寺川綾の地位を奪い、スポーツキャスターになることも予想したい。

 ああ、いいお話が最後でだいなしになってしまったかも(苦笑)
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