さてさて、小平の金メダルに感動し、一夜明けてから、続々と小平を巡る話題が飛び込んできた。
まずはこちらから・・・平昌五輪直前に亡くなったソチ五輪でともに戦った信州大時代の同級生への思いからだ。
小平、亡き友・住吉都さんへの思い語る「本人の前で金を報告したかった…」
続いてこちらだ。五輪三連覇を賭けて戦ったライバルのイ・サンファとの友情についてだ。二人で並んだ記者会見で一端が披露された。
イが空港に急ぐ小平のために、リンクから空港までのタクシーを呼んでくれて、お金も出してくれたことを小平が披露すれば、イは「彼女とレースをして、悪い気持ちになったことは一度もない」と返す。
この辺はなんとも小平の人柄が見えるような感じもする。実際に、双方が相手の家にまで遊びに行く仲という。
プレゼントもお互いに宅配便で送ったりしているというから本物だろう。ウイニングランのときに泣きじゃくるイを抱きかかえ、ともに滑るシーンは感涙ものだった。
ライブでは見れなかったが、自分が滑った直後、小平は地元のファンの前で指を唇に置くしぐさをしたという。ワイドショーではそのシーンを映していた。
次に滑るイに対する配慮である。この話を聞いたとき、なでしこが世界一になったときに、敗者のアメリカに挨拶に行った宮間を思い出した。
本当の意味でリスペクトしているかどうかは、こういうシーンにこそ表れるものではないかと・・・
こうした一連の小平のふるまいは、こちらの記事のように韓国メディアをはじめ世界中から評価されているという。
どこかの国の首相が韓国の大統領に上から目線で話し、「内政干渉だ」と反感をかっていたのとはまったく違う・・・こちらの方がはるかに日韓親善に寄与しているのではって。
以前紹介した相澤病院との話といい、こちらの記事といい、彼女の人柄と頭の良さを示すようなものだが・・・
そんな小平にもこぼれ話があった。こちらの記事にあるように、なんとレース用のサングラスをするのを忘れていたという・・・(汗)
ときに、記事にはなっていないが朝のテレビで、彼女の地元茅野市でのパブリックビューインクのことが紹介されていた。
大変な盛り上がりだったが、気になったのが横断幕「跳べ! なお、 とべ! 奈緒」とあった。むむむ・・・いつから小平選手はジャンプの選手になったんだって(苦笑)
ますます小平選手にベタ惚れの小生である。
イ・サンファ選手がレース後に涙していたとき、「もう、ナオと五輪で競うことはできないんだ」という寂しい気持ちもあったようで、その言葉にも泣けました。
どれだけ素晴らしいライバル&親友関係を築けたのでしょう。
キムヨナと真央ちゃんは高めあったライバルだったろうけど、親友という感じではなかったかなあ…。
確かに、この二人はお互いが相手のことをリスペクトしていることが伝わってきますね。だからこそ、反日の強い韓国ですら好意をもって取り上げられているのかと。
一方で、キムヨナについては、浅田真央のことが本当は嫌いだったというコメントを見た記憶があります。ともに国の期待を背負っていたという点では、この二組は同じですが、本人たちの思いは違っていたのかもと。
勝手な推量ですが、小平選手もイ選手も世界の大会では他国の選手たちともいい関係ではないかと・・・