ラーメンガッツの半チャンセット

おしゃれなものでなく、やたらシンプルというか俗なメニューって食べたくなることってないだろうか。

 

　小生にとって、時々わかっちゃいるけど俗な感じのチャーハンが食べたいときに行くのが、ラーメンガッツだ。

　まず佇まいがいかにも街角にありそうな俗な感じがいい。小生にとっては不満ではあるが、中にいるお客さんもタバコを吸っていたり、雑誌を読んでいたりする。

 

　こういうお店のシンプルなチャーハンって美味しかったりする。初めてきたときに、そんな予感がしたのだが、はたしてその通りだった。

　今回もチャーハンを頼むつもりで入ったのだが、メニューを見てたちまち迷う。というのは、単品のチャーハンが630円、餃子とチャーハンが900円という。

 

　そしてラーメンと半チャーハンのセットが860円と、微妙に迷うのに対し、半チャーハンと半ラーメンのセットが630円なのだ。

　となれば・・・でこちらにくると、ズルズルとこの半チャーハン、半ラーメンセットにしてしまう。

 

　今回もその流れで、まずはラーメンが出てきた。This is醤油ラーメンというもの。スープもトラディショナルなもので、昔懐かしいものだ。

　もちろん半ラーメンなので罪の意識は薄い。なんてやっていると半チャーハンが出てきた。なんとなくわかってもらえるかと思うが、しっかりした味がついている。

 

　上品とか、オシャレなんて言葉とは対極にある雰囲気がたまらない。この手の適度にジャンクな味を味わいながらラーメンをすする。

　スープもこのチャーハンとちょうどいいバランスになる。スープ代わりにラーメンというサイズ感がいい。

 

　ジャンクな味とこれまた俗な感じの油・・・クーッたまらん(汗)

　説明しにくいが、学生の頃に通い詰めた喫茶店のピラフにも相通ずるような・・・あの頃は毎日でもガッツリ食べられたんだが、さすがにいまではなあ。でも、そうは言っても時々は食べたくなる・・・そんな味なんだよなあ。

 

　ああ、でもこの記事を書いていたらまた食べたくなってしまったぞ。今度はシンプルにラーメンなしの単品チャーハンにしようかなと。

　身体に悪いことはわかっちゃいるんだがなあ・・・(汗)