我が家のトラクター
私はあれだけタイで暮らしたいと思った夢が、突然消え去った事に考えている。
タイでの気候、タイの人の人柄、生活費の安さ、私に取っては魅力的で有った。
そして彼女を自立した生活を、さして遣りたいと思っていた。
マンゴの苗木を育て、それに必要な機具を買い、お金が稼げるまで成長した。
カエルの養殖では、雨期で養殖池の土手が崩れる問題に、2人して悩み対策を考えていた。
結論は池を埋め立て、その上に養殖水槽を作りこれからは問題なく養殖が出来ると思っていた。
だが予想に反して利益を上げる事は、殆ど出来なかった。
その時タイで暮らして行く事が嫌になったのである。
今まで自分は色々なストレスが有り、自分なりに我慢していたのだろう。
何をしたくても彼女の力を借りなくては、タイの田舎町では何事も出来ない。
自分が主導権を握っているようでも、彼女無しには何も出来ない。
自分の金が有効に使われているのか疑問に思う事も
タイの気候も耐えられない暑さ、タイの人々の付き合いが嫌になる。
タイが理想の楽園と思った初めの夢は、年月が経つに連れて消えて行く。
誰も悪いわけではない、自分の考えが甘かったんだろう。
私が会った日本人の殆どは、タイで家を建てた事を後悔してる人が多い。
だけど私はタイに暮らした事は、後悔なんかしてない。
他の人に出来ない貴重な経験をしたのだ。
今後とも何かに挑戦して生きて行きたい、これが私の人生だ。
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