現代の町屋を提案する(有)インターハウス捷 伊藤捷治 住まいに係る話や・その時々の思いを綴っていきます

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2月4日は二十四節気の「立春」です。

2022年02月03日 15時58分20秒 | 日記

 2月4日は二十四節季の一つ「立春」

明日2月4日は二十四節季の一つ「立春」です、旧暦の1月、「寅(いん)(とら)」の月の節気で、新暦の2月4日頃です。

 

冬から春に移る時期に当たり、天文学的には太陽が黄経315度の点を通過する時を言い、この日の前夜(節分)を年越しと考える、風習がありました。

 

旧暦の上(節切り)では、この日が一年の始めとされ、この頃から日足が長くなるのが感じられるようになり、気温も上昇に向かい始め、春の気配をどことなく感じる様になる頃と言われますが、今年はまだまだ、真冬の寒さが続きそうですね。

 

しかし、庭の梅は例年になく花が沢山咲き始めていますし、桜の花芽も先が少し色付いていますので、季節は順調に、ゆっくり春に向かっているようです。

 

「立春」は「雑節」の基準日で、八十八夜・土用・二百十日などは、この日から数えます。

雑節とは 暦の注記欄に、二十四節季・五節句などの暦日(れきじつ)のほかに、一年間の季節の移り変わりを、より的確につかむために、また、それらの暦日の補助的な意味合いもあって、特別な暦日が設けられるようになった、これを雑節といいます。

 

雑節のいずれもが、日本人の長い生活体験から生まれたもので、主に農作業に照らし合わせて作られています、これは古くから日本人の生活の中に溶け込んで、年中行事、民族行事となっているものも少なくありません。

 

一般に雑節と呼ばれるものは次の九つで、節分・彼岸・社日(しゃにち)・八十八夜・入梅・半夏生・土用・二百十日・二百二十日です。

これに、初午・中元(上元・下元)・盂蘭盆・大祓(おおはらえ)を入れる場合も有るようです。

 

雨水までの七十二候

初候  東風解凍(とうふうこおりをとく)

    春の風が氷を解かすころ

次候  黄鶯晛睆(こうおうけんかんす)

    鶯が鳴き始めるころ

末候  魚上氷(うおこおりをいずる)

    水の中の魚が氷の間から出てくるころ

 

七十二候とは各二十四節季(ほぼ十五日間)をさらに細かく、三つに分けた時候に付けた名前で、ほぼ五日ごとの気候の変化を短い漢詩で表した、気候の告知板みたいな物のです。

言わば、二十四節季は「観念的(少々大雑把)」なのに対して七十二候はより「具体的」に「動物(鳥も)・植物・気象」などの季節的な変化を知らせる為に工夫されたものです。


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