現代の町屋を提案する(有)インターハウス捷 伊藤捷治 住まいに係る話や・その時々の思いを綴っていきます

住まいに係る、色々な思いや、その時々に思った事を、取り留めもなく、綴ってみたい

地鎮祭

2016年05月29日 22時29分07秒 | 暮らし 建築に関わる事

KY邸の建設 ― 1

土地を探し始めて一年以上で、やっと地鎮祭。

選んだ土地が、「市街化調整区域」で「田圃」だったので、「開発許可」と「農転」の許可をとるのに4か月以上、開発工事に1か月半、それから色々あって、やっと、着工の段取りです。

地鎮祭の後にこの建物で使用する木材を供給していただく、材木屋さんの製材工場と伐採現場(伐採現場と言っても伐採したのは昨年)の見学へ、使用する木材は「新月伐採」の「葉枯らし」材です、棟上げの時が楽しみです。


二十四節季の「小満」

2016年05月19日 23時06分51秒 | 日記

5月20日は「小満(しょうまん)」です

 

明日5月20日は二十四節季の一つ「小満」です、「小満」は旧暦四月、巳の月の中気で、立夏から数えて15日目に当たり、新暦の5月21日頃で、天文学的には、太陽が黄経60度の点を通過する時をいいます。だから、「二十四節季」は太陽の運行を元にした「太陽暦」です。

万物がしだいに成長して天地に満ち始めると言う意味から「小満」と言われるようです。

麦の穂が成長し、田に苗を植える準備などを始める頃などと言われますが、5月初めには田植えが終わる等、近頃はかなり早くなっているようです。

こんな事を言うと、温暖化だからと、温暖化が悪いように言われますが、年間の平均気温が2度下がると飢饉が起こるそうです、江戸時代は地球が寒冷化だった時で、何度も飢饉が起きています、温暖化と寒冷化とどちらが悪いのですかね! 因みに、1000年前の平安時代も今と同じ位暖かかったらしく、桃山時代の木割では内法(敷居天端から鴨居下端まで)は六尺(1820)だったようです。

蛇足 温暖化のCO2原因説を発表した英国の学者たちが、1000年まえの温暖だったデーターを消す方法を打ち合わせていた、メールをハッカーにすっぱ抜かれて、メールを公開されて、説明をもとめられた学者たちが「データーを改竄して、温暖化CO2原因説を捏造した」と発表したのに、(毎日新聞も国際欄の隅の方に申し訳程度に書かれていた)経済の活性化のためか、世界中知らん顔をしている、


旧暦四月一日

2016年05月06日 20時34分55秒 | 日記

 

明日5月7日は旧暦四月一日です。

旧暦四月の和風月名は「卯月(うづき)」、由来は「う」の花が咲くころなので「卯の花月」の略と言うのが定説です。「卯の花とは空木(うつぎ)(ユキノシタ科の落葉低木)の花の事で、五月、六月頃に白色の小さな花をびっしり咲かせます」

しかし、十二ヵ月のうちでただ一つの花の名、旧暦四月の月名になるほどの花なのか、いささか疑問だとする説もあります。このことから、旧暦四月〔卯月(ぼうげつ)〕頃咲くので卯の花であって、卯の花が咲くから卯月ではない、と言う説もあります。反卯の花説として、新井白石は、十二支の四番目の卯(う)を用い、ウヅキとしたと言う説をとっていますし、又、ウヅキとは種月(うえづき)だと言う主張や、これを補足するような、田に稲の苗を植える月、田植苗月(たうえなづき)である、と言う説もあります。

旧暦では四月から六月が夏で、四月は夏の始まりです、また、四月一日は衣替え(衣更とも書く)で、冬の「綿入れ」から「袷(あわせ)」に替える日になっていた様です(今年はもう単衣(ひとえ)にしても良いような気候ですが)。だから、四月一日は「綿入」れから「袷」に替えて、身も心も軽くなった様です、また、昔は綿入れから綿を抜いて仕立て直して使っていました、「四月一日」と書いて「わたぬき」と言う珍しい「苗字」もあります、これも、「四月一日」が「衣更え」と言う習慣に由来した名前でしょう。

ついでに、旧暦五月五日には、「袷」から「一重帷子(麻布)」に衣替えしていたようです。


5月5日 は立夏です

2016年05月04日 20時54分32秒 | 日記

 

明日5月5日は二十四節季の一つ「立夏」です。

旧暦三月、辰の月の正節で、新暦5月5日か6日ごろです。天文学的には、太陽が黄経45度の点を通過する時をいいます。

ゴールデンウイークの終わりの頃で、山や野原に新しい緑が目立ち始め、山が新緑で華やかに笑っているように見える季節です、いよいよ夏の気配が感じられる様になるころですが、気候的には、まだまだ、「春」と言った感じが強い頃でもあります、しかし、近頃は気温が上下していますが、明日は少し暑くなりそうです。(でも、これは九州北部の事ですが)

それにしても、今日は台風なみの風で、庭のなんじゃもんじゃの花がみんな散ってしまいました。

よくテレビなどで、「暦のうえでは、今日から夏です」とか言っていますが、暦のうえの夏は旧暦の四月~六月で、「立夏」は夏のきざしが感じられるようになる、と言う頃です。

5月1日は八十八夜です、八十八夜は「立春」はら数えて八十八日目に当たり、遅霜の時期でもあります。この八十八夜が旧暦の春(三月)に入るか、夏(四月)に入るかで、新茶の摘みごろが変わることもあるそうです。