タイトル : 陽はまた昇る 映像メディアの世紀
著者 : 佐藤 正明
出版社 : 文藝春秋(文春文庫)
出版年 : 2002年
---感想---
『プロジェクトX』で取り上げられ、その後、映画化もされたVHSビデオ開発にまつわる話である。今ビデオと言えば、VHSしか存在しないが、黎明期にはβと言う強力なライバルがいたことを覚えているものはもう少ないだろう。VHSの勝利した要因としては、徹底した互換性保持政策を取った事であり、その意味では高品質化のために規格変更を繰り返して、互換性にかける商品を供給したβ陣営とは対極である。しかし、どちらが残ったのかは歴史として明らかである。VHSにおいて、コンシューマ商品における互換性の重要性は明らかになっているはずであるが、その後その経験を必ずしも生かしているとはいえない。今いえば、DVDであるが、これがどのDVD規格が生き残るかは歴史が将来証明するだろう。
著者 : 佐藤 正明
出版社 : 文藝春秋(文春文庫)
出版年 : 2002年
---感想---
『プロジェクトX』で取り上げられ、その後、映画化もされたVHSビデオ開発にまつわる話である。今ビデオと言えば、VHSしか存在しないが、黎明期にはβと言う強力なライバルがいたことを覚えているものはもう少ないだろう。VHSの勝利した要因としては、徹底した互換性保持政策を取った事であり、その意味では高品質化のために規格変更を繰り返して、互換性にかける商品を供給したβ陣営とは対極である。しかし、どちらが残ったのかは歴史として明らかである。VHSにおいて、コンシューマ商品における互換性の重要性は明らかになっているはずであるが、その後その経験を必ずしも生かしているとはいえない。今いえば、DVDであるが、これがどのDVD規格が生き残るかは歴史が将来証明するだろう。