週刊少年ジャンプ 感想

週刊少年ジャンプ 2013年32号 感想


暗殺教室

　期末テストの時期がやって来た。
　中間テストでは全員50位以内を目指したＥ組だが、期末テストでは得意科目も評価する方向に目標を修正。
　そして、総合点及び各教科でトップを取った者には、触手１本を破壊する権利が与えられる事になった。

　なお、触手を１本失うごとに、殺せんせーの運動能力は20%低下するらしい。



　運動能力が低下すると何故か混ざる、殺せんせーの子分身に笑った。
　更に、２本失うと親分身が家計のやりくりに苦しみ出し、３本失うと父分身が蒸発するのだとか。

　確かにＥ組にとっては殺せんせー暗殺のビッグチャンスだけど、本当にこれで良いのかね？
　この条件じゃ、奥田さんみたいな子は、また得意科目しか勉強しなくなっちゃうんじゃないの？
　まぁ、苦手科目の克服については、２学期の中間や期末でやるつもりなのかも知れないケド。


　椚ヶ丘中のトップエリート“五英傑”登場。



　その中二なネーミングと進藤のノリノリなナレーションに、呆気に取られてしまった……。

　総合５位の生物部部長は、寺坂の回想に出て来た奴かな？
　あと、カルマは総合４位なのに、やっぱ“五英傑”には入れてもらえないんだ。


　そして、総合１位の学年の頂点は、



　何と、浅野理事長の息子なのだとか。

　この浅野学秀たち“五英傑”は、Ａ組でトップ40を独占し、Ｅ組の「全員50位以内」を阻止するつもりらしい。
　でも、今回のＥ組の目標は、総合順位の上昇ではなく、得意科目でのトップなんだよね。
　この辺の認識の違いが、どう話に影響して来るんだろう？




食戟のソーマ

　うずらの卵を使い、田所さんが作ったのは、一口サイズの「朝食おでん」だった。


　おでんとは、これまた田所さんらしい純朴な料理だね。
　貫禄あるオッサンたちからも好評を得て、無事200食を達成出来た様で何より。
　ただ、僕はおでんって、あまり好きじゃないんだよね。


　一方、田所さんが200食を達成したとき、主人公の創真は、



　何と、まだ10食以下と、まさかの苦戦中！？

　やっぱり、この作品は面白いな。
　創真の汗がミスリードでないとすれば、一体何が悪かったんだろう？
　この同人誌即売会みたいな形式だと、どうしても美男美女が有利―――なんてオチではないだろうし。

　もしかして、高級ホテルに相応しい料理を意識したのが、裏目に出ちゃった？
　田所さんを見る限り、別におでんを出しても何の問題なかったみたいだし。
　いずれにせよ、またしても次回が楽しみな展開だ。


　そういや、うずらの卵のみならず、魚卵も「卵」と考えて良かったみたいだね。
　『真・中華一番』でも、三種の卵の料理とか言って、蟹卵入りの焼売を作ってたなぁ。




斉木楠雄のΨ難



　……ああ、「おねちょ」って、そういう意味か。
　そういや、以前にもそんな事を言っていた様な？

　でも、このくらい、斉木なら復元能力ですぐ直せるんじゃないの？
　いや、制御装置が戻らないと、超能力のコントロール自体が難しいか？




黒子のバスケ

　「キセキの世代」の能力の覚醒と共に、崩壊していく帝光バスケ部。


　青峰が、自分にはもう黒子のパスは不要なのだと、涙を零しながら告げるシーンは泣けた。

「……誰に回すんだよ そのパスは
　黄瀬か？ 緑間か？ 紫原か？　それとも」

「オレだとしたら何のために？
　お前のパスがなくても もうオレは一人でどんな奴にも勝てちまうのに？
　あん時からお前のパスはもらってねぇ…
　ついこの間なのに…　もうずいぶん昔のことみてーだ」



「オレは……もう お前のパスを どうやってとればいいのかも忘れちまった」

　そういや、キセキしか取れなかったという、黒子の「加速するイグナイトパス」は、どうなったのかね？
　帝光編でもアレを使っておいた方が、ここのセリフにより深みが出たんじゃないかと思うんだけど。


　一方、体育館では、紫原も青峰を真似て練習をやめると言い出していた。



　更に紫原は、赤司に反旗を翻す。

　ここから、どうやって紫原が赤司との戦いを拒む様になるのかは楽しみだ。
　刃物で襲われるのか、家族をターゲットにされるのか、買った駄菓子に汚水でも掛けられるのか。



　あと、赤司父も、そろそろ殺される頃合いかな？


　にしても、新監督は駄目駄目だなぁ。
　理事長の命令があったとはいえ、自分が正しいと思っているのと逆の事をしてしまうなんて。
　命令を無視しろとは言わないけど、もっとマシな方法が幾らでもあっただろうに。
　しかも、青峰は特別扱いするって、他の部員に公表するなよな……。




ハイキュー！！



　負けたー！！

　まさか「ドンピシャ！！！」の見開きスパイクが、見開きブロックされるなんて。