咲 -Saki- 感想

第198局　畏怖


　先鋒前半戦南２局、ここでIH王者・宮永照が初和了。
　遂に宮永照の代名詞でもある連続和了、その初弾を許してしまった。



「惨禍の幕が開く――」



「惨禍の幕が開く…ッ！！」

　ここぞとばかりに、すこやんを弄るこーこちゃん（笑）。
　慌てるすこやん可愛い。


　一方のガイトさんは、南場の親を流され、前半戦での挽回は絶望的。



　シリアスなネリーを見ると、何故だか違和感を覚えるな（笑）。
　ネリーは語尾に「ネリ」なんて付けないと、頭では分かっているのだが……。




　南３局。
　親番を迎えた照は、700オール、1100オール、1500オール、1900オールと和了り、４連荘。
　解説では「４連続和了」と言われているけど、前局の300・500を含めて５連続和了だね。

　準決勝と同様、着々と和了点を上昇させていく照。
　そして、今回の連続和了は、その全てがツモ和了り。


　ここで、旧糸台のルネセンと栞さん登場……、



　……って、この服は！？



　どう見ても、コレ（↑）だよね！？
　このメイドエプロン、はやりん個人の衣装ではなく、ハートビーツ大宮のユニフォームだったのか。
　てっきり、これは牌のお姉さんの衣装で、そこにロゴマークを貼っているものだと。

　それはそうと、ルネセンと栞さんがプロになっていたとはなぁ。
　まぁ、考えてみれば、全国優勝チームのレギュラー（多分）だったのだから当然か。
　レジェンドも、はやりんの申し出を受けていたら、この衣装を着る羽目になっていたんだね（笑）。




　南３局４本場も宮永照がツモ和了り。



　断么対々、2600オールの４本場は3000オール。

　前局が1600オールの３本場なので、一見いつもの連続和了だが、



　この局、タコスが当たり牌のを切ったにも関わらず、照はそれを見逃していた。

　照の手は、出和了りでも5800+1200点。
　つまり、積み棒抜きで前局の4800点超という制約はクリアしていたハズ。

　それに、３本場の単騎七対子もちょっとおかしいんだよな。
　あの局は、前局の和了りが1300+200オールなので、制約は3900点超。
　照は、中張牌の単騎にすれば出和了り可能な断么七対4800点になったにも関わらず、敢えてツモでしか和了れない単騎、七対のみの出和了り2400点に受けていた。



「まだ隠し玉があるのか」



「宮永照――」

　そして、聞こえて来る怪音。



　ギ‥ギギ



「優希ちゃん……… 気をつけて………
　そのお姉ちゃんは　怖いよ…」

　点数状況は、清澄：146700点、阿知賀：98900、白糸台：87500点、臨海：66900点。
　タコスを心配する、咲のセリフで次回に続く。
　次号は休載で、次回掲載は1月18日発売号。




　「ギギギー」の出番は後半戦かと思っていたが、ここで発動するとは。
　でも、ルネセンと栞さんのセリフからすると、ギギギーは連続和了の亜種に過ぎないのか？



　咲のこのセリフから、ギギギーは連続和了とは別の、単発直撃系の技かと思っていた。
　でも、ギギギーが連続自摸系の技だとしたら、僕の予想とは真逆だな。
　まぁ、もしかしたら、ギギギーとはまた別に、咲しか知らない技があるのかも知れないが。






巻末コメント



「深夜の吉祥寺サンロードの地面で将棋とかオセロやってる人いるけど麻雀はなくて残念。」

　確かに、屋外で将棋を指す人は見掛けるけど、麻雀を打っている人は見た事ないね。
　中国では公園で麻雀を打つ人も珍しくないと聞くけれど。



　インドネシアでも、こうやって屋外で麻雀を打つらしいよ。