週刊少年サンデー 感想

週刊少年サンデー 2012年50号 感想


マギ

　アラジンは、非魔導士ゴイに対するモガメットの態度を見て、初めてその本質を理解した。



「そっか…　わかったよ。
　このおじいさんは、善い人か悪い人かじゃ測れない。
　ただただ、もう……　この人にとっては………」



「魔導士じゃない人たちが、同じ人間に思えないんだね…。」

　……うん、知ってた。
　とゆーか、モガメット自身、繰り返し繰り返し、魔導士と非魔導士ゴイは「ちがう種族」だって言ってたし。
　まぁ、それだけ、アラジンにとっては、モガメットの人間観が異質だったって事か。


　ただ、魔導士と非魔導士ゴイを異種族だとする主張は、受け入れられにくいと思うんだよなぁ。
　魔法の才能が完全に遺伝するならともかく、魔導士の両親からも非魔導士ゴイは生まれるんでしょ？
　なら、遺伝学的には完全に誤りだし、近親者に非魔導士ゴイがいる魔導士にも反発されかねない。
　勿論、奇形児や障害児を間引くみたいに、魔導士が生んだ非魔導士ゴイは処分してしまうという手もあるけどさ。


　ともあれ、捨て猫を拾う様な感覚で、マルガはモガメットからティトスに与えられた。
　初めて見た外の世界で、ネコがニャーと鳴いたと燥ぐマルガの姿は、かつてのティトスそっくりで微笑ましい。

　ただそれだけに、これから先、マルガがどんな目に遭うのか不安も感じる。
　モガメットは、ティトスのためだと思えば、平気でマルガを殺すだろうし。
　何となく想像してしまったのは、ティトスの成績が下がったという理由で「マルガ」を殺し、次に５等許可区から「新しいマルガ」を拾って来てティトスにプレゼントしようとするモガメットの姿。



　さてさて、スフィントスたちは、ほぼ全員がモガメットの意見に賛成してしまったらしい。
　非魔導士ゴイが家畜だとは思わないが、魔導士が幸せになれる国を作るべきだというのが彼等の意見。
　アラジンは渋い顔をしていたが、「思想教育」の授業は一先ず終わってしまった。

　「５等許可区」問題は一時棚上げされ、次にアラジンが受けるのは「研究室ゼミ」形式の講義。



　複数推薦を受けているアラジンは、この中から１つだけ希望する「研究室ゼミ」を選ぶ事になった。
　果たして、アラジンは、どの「研究室ゼミ」を選ぶのだろうか？

　「闇の金属器」の件があるから、「魔法道具の錬成」？
　それとも、これまでの話を引き継いで、「非魔導士研究」？
　ウーゴくん絡みで「ジンの研究」という可能性もあるし、予想は難しいな。




神のみぞ知るセカイ

　どうするのかと思ってたら、うららの祖父と会うのが目的だったのか。




史上最強の弟子ケンイチ



　シバッチもすっかり弟子コンだなぁ。
　武田に小遣いをあげるところは何か可愛かった。


　新白連合勢揃いの遊園地に、YOMIも登場。



　それはいいけど、「リッミリミにしてやんよー♡」って何だよ……。




最後は？ストレート！！

　敵監督の評価を覆し、トリプルプレーでピンチを防いだ睦月。
　まさか、ピッチングに続いて、守備でまで覚醒しちゃった？




ひめはじけ

　あれ、次で最終回なんだ。
　最近はあまり読んでなかったケド……。