東京・築地 『酒の勝鬨』 ライフ酒(シュ)タイルブログ

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【蔵見学】島岡酒造さんへ行って来ました。

2015-01-20 20:37:06 | 食とのライフ酒タイル

こんにちは、スタッフ平田です!

先日の18日(日)、「群馬泉」醸造元の群馬県・島岡酒造さんへお邪魔しました。

造り真っ最中の、貴重な蔵の中を拝見させて頂きました。

それでは早速、その模様をご紹介致します!





東京・北千住から電車で1時間程の、群馬県太田市に位置する島岡酒造さん。

酒の勝鬨からは和酒担当・堀口、営業・黒沼と高田、私の4人と、

いつもお世話になっている飲食店さん「日本酒bar川口酒店」の山田さん、

「西麻布・角屋」の友寄さん、「宵のま」の高久さん、

「旬味・森やま」の山本さんと一緒に同行させて頂きました。




「初しぼり」とても味のある字体です。




300mlの初しぼり。




広間で団欒中。




群馬泉が並びます。
























地元の契約栽培「若水」を主とされています。

心白が大きく、柔らかさが特徴。




蔵の中へ。
















蒸米を頂きました。表面はパリッと、噛むとじんわり旨味が広がります。




蔵元の島岡利宜さん。

忙しい造りの最中、ご自身も参加されながら説明して頂き、大変感謝致します。








仕込む際は5000L程、泡あり酵母の為タンクは6000L程入るようになっています。




タンクの上へ。




メレンゲのようで美味しそうですが、近付くと炭酸ガスの臭いが鼻にツンときます。








群馬泉はあと数段で1月の終わりに甑倒し。

今年は17本立て。少ない時は15、多くて20本だそうです。

量は造りたいが、「群馬泉」は寝かせて出す酒。

『造る楽しみ』を大切にされながら、群馬泉をお好きな方々に呑んでいただければと、

五百石程の規模を維持されています。




仕込水は中硬水程度、熟成向きの仕込水です。








麹室へ。








巨大な麹蓋が。












苦みや渋み等もほんのり残したい等、麹の造り方を意識されているそう。




最後まで寝かせた麹は甘く、上品な甘栗の様な味わいでした。




室全体を温める為の電熱線。

室の中にぐるっと這われています。




天井には天窓が。

電熱線と天窓で、一定に温度を保たれています。




写真には収めていませんが、大事な酒母室にも入らせていただきました。

入った瞬間、ヨーグルトを思わせる美味しそうな香りが。

酵母は7号と9号を使用。基本的に酵母は変えないとの事で、

ご自身が馴染んだ群馬泉の味わいから、趣向の変化も少しづつ意識しながら調整されているそうです。

酒母は年内までに全て仕込み、冷房の利く部屋で保管。

(3~4度で置いておくと、山廃、生もとは死なないそうです。)

状態の進んでいるもの(アルコールの高いもの)から使っていくそうです。









地下の貯蔵庫へ。

古いものだと11BYの大吟醸等、色々と利かせて頂きました。

熟成の変化の奥深さを改めて感じました。








群馬泉のシンボルマーク、赤レンガの煙突。








最後に皆で記念撮影!



貴重な造りの中を見学させて頂き、とても勉強させて頂きました。

造り手の楽しい気持ちが、呑み手にも伝わる事を、改めて感じられました。

島岡酒造・島岡さんはじめ蔵人の皆さん、一緒に同行していただいた

山田さん、友寄さん、高久さん、山本さん、本当にありがとうございました!



平田筆




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