毎朝、矢作川堤防道路下の茶畑の中を走っている。風を避けて、且、出来るだけ距離の稼げるコース取りをしているため、いつも同じ所を走ることになる。今朝はそのコースに大きな水たまりがあったので、別コースへ逃げてみた。そこに墨黒々と太い立派な字で「矢作川旧堤跡地」と書かれた看板が立っていた。「へ~」こんな茶畑が、昔堤防だったのかとカメラを構えたら、向こうに見える現堤防の高さと、あまりの違いにびっくりした。新堤防着工は徳川家康の命によって始まったとか聞いたことがある。この低い堤防では下流域の氾濫対策が必要だったのだろう。そんなことを考えながら周りを見回すと、現在の農道の左右は低く、茶畑も傾斜していた。旧堤防斜面だったんだ。この立て看板は、雰囲気から見て茶畑の地主作のようだが、道行く人に歴史を伝えてくれていて、大変有り難い。
走行データ D:24.70 T:1.26.49 A:17.0 M:33.5 O:35712


走行データ D:24.70 T:1.26.49 A:17.0 M:33.5 O:35712

