夕方、少し走った。風が強いのでいつものコースから外れて畑の中のビニールハウスに隠れながら走った。海側の空は明るいが、岡崎方面は真っ黒な雲に覆われて、ひょっとすると雪でもちらついているかもしれない。そんなことを考えながら、ビニールハウスを通り抜けたとたんに、強い風にハンドルを取られた。同時に、目の前の高台にある神社の松の木が、目に飛び込んできた。なんだかいつもより木の輪郭がはっきり見えた。まっ黒な雲をバックに見ているせいか、なかなかの枝振りで立っていた。松の木に当たる日の光は、薄雲を透かしたもので弱々しい。目を細めると墨絵のように見えた。そんな訳で、撮った写真は、気持ちだけは墨絵風のつもりだが・・・。
走行データ D:17.06 T:1.04.31 A:15.8 M:29.8 O:34885

走行データ D:17.06 T:1.04.31 A:15.8 M:29.8 O:34885
