昨日、紹介した挨拶集落は、家々が堀川沿いに1列に細長く伸ていて、ペダルを漕ぎながら、数えていけば、戸数も分かるくらいにこじんまりしている。今朝は、この時期にしては、暖かかったので、家の構えを見たり、おばあさんに挨拶しながら1本道をノンビリ走った。集落の終る辺りに、先日から気になる垣根を見つけてあった。今朝はノンビリなので、そこまで走って、自転車を止めた。その垣根は、べっ甲色の丸竹を1列にならべたもので、今流にいえば「渋・恰好いい」だ。良く見ると、竹には貝殻の付いた跡が所々にあって、これが又、アクセントになっていた。多分、海で使った竹を切りそろえて、垣根に仕立てたものだろう。垣根の高さを揃えるための水糸が引かれていたので、作ってから間もないものだ。防犯、防風、美観、どれも満たした綺麗な作りだった。塩水に浸かった竹は腐り難いのかもしれない。京都の名園にもこんな贅沢な竹垣は見なかった。
走行データ D:25.59 T:1.32.32 A:16.5 M:34.0 O:33924
走行データ D:25.59 T:1.32.32 A:16.5 M:34.0 O:33924