先月初めから、ジジの自転車コースは工事のため、立ち入り禁止になった。それ以降、コースは隣町の矢作川堤防を下り、海岸線を回ってくるように変更している。その海岸先端近くの堀川に沿って、細長い集落がある。ここの朝は、早くて、ジジがウンウン言いながらペダルを漕いている頃は、もう軽トラックが走りまわっている。おばあさんが畑仕事をしていたり、犬の散歩に出っくわしたりする。そして、ジジが横を通り過ぎる時、挨拶をしてくれる。最初の内は、ジジも慌てて挨拶を返していたが、今では、挨拶のタイミングが合ってきた。老人だけが挨拶をしあうのかと思ったら、今朝は、玄関から出てきた、若いお母さんも自然体で挨拶してくれた。何年か前に自転車で四国遍路をした時のことを思い出した。老いも若きも遍路に挨拶してくれ、感激したことを。少人数集落で、気心の知れている人達ばかりだからか。通りがかりのジジにまで、こんなに気持ちのよい挨拶をしてくれる集落ってこの辺りでは珍しい。
走行データ D:26.05 T:1.33.38 A:16.7 M:32.6 O:33898
走行データ D:26.05 T:1.33.38 A:16.7 M:32.6 O:33898
