矢作川河口の干拓地の畑は、今の時期、何も植えてない裸の土が剥き出しになっている所が多い。スイカやウリは蔓上げが終わり、サツマイモも殆ど掘り終わったようだ。緑色に育っているのは、サトイモとオクラの遅取りの畑くらいだ。夏野菜の収穫は一段落したのだろう。だからお百姓さんは、次なる秋冬野菜の種蒔きに向けて、畑をおこし、均し、畝を作っている。そんな風景をボンヤリ眺めながら、堤防道路を自転車で走っていると、朝日の当り具合で、均した畑に縞模様が見えたり、大きな円が見えたりする。更に目を凝らすと同じ土色でも微妙に濃淡があったり、畑の大小が、モノトーンのモザイクに見えたりするから面白い。富良野のラベンダー畑みたいな、目を引くアートにはなってないが、この地のお百姓さん達、耕運機を運転しながら、目立たないアートを作って魅せてくれますねぇ。
走行データ D:25.13 T:1.23.56 A:17.9 M:33.8 O:25989
走行データ D:25.13 T:1.23.56 A:17.9 M:33.8 O:25989