自転車コースの海岸大外周りに入ろうと、河口の堤防道路を海側に向かって走っていた。もう直ぐ海という辺りに来た時、岸からそんなに遠くない位置に青黒い小波立った水の帯が延々と続いているのに気が付いた。海流が逆流してきてこんな帯状の潮目を見ることはあるが、それとは少し違うようだ。そして、その帯の中では、小魚がぴょンぴょン跳ねている。夥しい数の魚が水面に向かって口パクをしているようにも見える。これはひょっとして、ボラの子・デンボコの大群かも知れない。この大群が、もう少し成長すれば、小さな河川に遡上しくる。時々ニュースにもなる、川面を埋め尽くす魚の「口パク・パフォーマンス」を披露してくれるのだろう。何時の間にかこんな季節になっていたのか。ドンドン走って、川と海の境目の０ポイント辺りで帯は消えた。その状況を写真に収めたが、変哲も無いものが出来上がった。写しているジジだけが、季節の移り変わりの速さに感慨を深めているだけ。
走行データ D:26.31 T:1.25.19 A:18.5 M:36.4 O:25907
走行データ D:26.31 T:1.25.19 A:18.5 M:36.4 O:25907