2013年5月28日
落葉広葉樹の新緑が盛りを迎える5月下旬になり、やっと遅めの芽吹きを迎えているのは赤い新芽が特徴的な「アカメガシワ(赤芽柏)」です。
その名のとおり、新芽が赤いことと、葉が「柏」のように大きくなることからこう呼ばれています。
東北以南に分布する落葉高木で高さは5~10m、立ち木の伐採跡地や、林縁(りんえん※森林の外周、草地や裸地に接する部分のこと)に良く見られる代表的なパイオニアツリー(先駆性樹種)です。
森林の他に民家の敷地で見かけることがあるほど生命力が強く、いつの間にか我が家の駐車場にも侵入していました。(笑)
落葉広葉樹の新緑が盛りを迎える5月下旬になり、やっと遅めの芽吹きを迎えているのは赤い新芽が特徴的な「アカメガシワ(赤芽柏)」です。
その名のとおり、新芽が赤いことと、葉が「柏」のように大きくなることからこう呼ばれています。
東北以南に分布する落葉高木で高さは5~10m、立ち木の伐採跡地や、林縁(りんえん※森林の外周、草地や裸地に接する部分のこと)に良く見られる代表的なパイオニアツリー(先駆性樹種)です。
森林の他に民家の敷地で見かけることがあるほど生命力が強く、いつの間にか我が家の駐車場にも侵入していました。(笑)
赤い新芽以外花が目立つわけでもないどうってことのない木で、正直、この木がパイオニアツリーを代表する樹種だと知るまでは気にも止まらない木でした。
葉っぱ自体が赤いのではなく、無数の赤い毛で覆われている
葉が大きくなるにつれ赤い毛が落ちるので緑の葉になるという説と、毛の数は同じでも、葉が大きくなるにつれ密度が低くなるので緑色になるとの説があるけど、右上部分をこすってみたところ、このようにある程度大きくなった葉でも毛が残っているので後者の説が合っていると思います。
「幹」
灰白色に縦の線が何本も入る特徴的な幹で、この特徴を覚えると幹だけでも見分けられます。
種の他にも「地下茎(ちかけい)」を伸ばし繁殖するので、大きな木の周りには子株を沢山見つけられます。
パイオニアツリーなので森の中では育たないが、明るい林縁部では大きく育っています。
芽吹きは遅く、葉が開いていないのは全てアカメガシワです。 5月28日撮影
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