『森林インストラクター』 かっちゃんの山歩き

人生のターニングポイントで一念発起!アラ50デビューの森林インストラクターのブログです。

森の花「ノハナショウブ(野花菖蒲)」

2013年06月29日 | 森の樹・花
2013年6月19日
「瀬波温泉わくわく自然歩道」では6月中旬頃になると「ノハナショウブ(野花菖蒲)」が咲き始めます。
ノハナショウブは北海道~九州の湿原や山野に咲く、高さ1mくらいになるアヤメ科の多年草で、庭園辺りで見られる「ハナショウブ(花菖蒲)」はこれを元に改良された園芸種です。
また、名前は似ているけど「菖蒲湯」に使われるショウブ(菖蒲)は、このアヤメ科のハナショウブとは別物なのでお間違いなく。

蕾を付けたノハナショウブ 6月3日撮影


花が咲きました。 6月19日撮影


このノハナショウブを含め、アヤメ科の仲間は『いずれ菖蒲(アヤメ)か杜若(カキツバタ)』のことわざ通り似ていているのですが、ハナショウブの場合、花びらの付けね部分が”黄色”くなっているのが特徴です。

ちなみに杜若は”白色”、菖蒲は”網目状の模様”になっているので、この特徴を覚えておくとだいたい区別できますよ。

他にも「葉」の特徴で見分けることができます。
葉の中央の表側に1本、裏側に2本のはっきりした主脈があるのがハナショウブの特徴です。
「表側」


「裏側」

花は青い実になりました。 7月31日撮影

種を蓄えた実 10月18日撮影

種が出た後の殻 2014年3月15日撮影

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ノハナショウブの種



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