桜製作所の干支の置物
「巳」です。
桜製作所の干支の置物
来年の干支「卯」です。
息子の干支から毎年揃えている置物で
今度はどんなものかと毎年楽しみにしています。
樺桜の緻密な肌目は滑らかで
その自然な光沢は
うさぎのやわらかな毛のようです。
寺内定夫の木のおもちゃ、大きいトラック
1960年代のデザインでしょうか。
材質カツラ材、全長36cm
デザイナーの純粋さと職人の真面目さ
そこに生み出された静かなかたち最少の表現
鉄のかたまり無骨なトラックも
寺内定夫が表現すればこんなかたちに
触覚のようにも見える人形2体は運転手と助手でしょうか。
それとも僕と君かもしれません。
今日の荷物は特別です。恐竜満載です。
子どもたちにお届けよろしく願います。
寺内定夫の木のおもちゃ、10人のりバス
1960年頃のデザインです。
材質カツラ材、全長33cm、
どっしりと堂々と、そしてやさしく
大きくて力強い、子どもたちの大好きなバス。
幼い子どもが数える数字
いち、にい、さん・・・はち、きゅう、
そして達成感いっぱいに、じゅう!
はじめて覚えた数のかたまりは、1から10
力持ちのバスが乗せて運ぶのは
おおぜいのお客さんを象徴する10体の人形
広がり続ける子どもの想像力は
どんなお客さんを乗せてどこへと走り出すのでしょうか。
ハンガリー人の彼が言うには
この日本のものと思われる鱗模様の花瓶は
自分の父親から相続したものであると。
スウェーデンに住んでいた
コレクターでもあった彼の父親が
グスタフスベリの窯のチーフエンジニアだった友人から
コーゲやフリーベリの作品と共に譲り受けたもので、
もとはコーゲのスタジオにあった物だったと聞いていると・・・
そんな裏話を聞いた私は
島岡達三の壷をコーゲが持っていたのか
浜田庄司と交流のあったコーゲだから
弟子の島岡ともつながるかなぁ
なんていろいろ空想していたが
よくよく考えてみると・・・時代が合わない。
この島岡の壷は80年代のものではなかろうかと
すでにこの時代にはコーゲはあちらの人。
よってコーゲ所有説は却下。
グスタフスベリのスタジオにあったのは確からしいので
87年からの買収合併のごたごた以前は
まだグスタフスベリでもスタジオピースを製作していたらしいので
資料として集めたもののひとつだったのだろう。
まあともかくも縁あって私のもとへ来たわけであり
益子の窯から海を渡ってスウェーデンへ
グスタフスベリで時代の移り変わりを見守り
ハンガリーのコレクターのもとへ
ご子息の手に渡った時には身元不明の東洋の焼き物に・・・
そして私の目にとまり日本に里帰りと相成ったわけです。
長旅ご苦労様。
桜製作所の干支の置物
来年の干支「寅」です。
楡とブラックウォールナットは縞を表し
ひげを束で生やした顔は愛嬌たっぷりです。
鼻先をそっと弾いてみると
木の音は固く小さく揺れて
「俺の出番はもうそろそろ」と
そんな寅のつぶやく声が
なんだか聞こえて来そうです。
先日予約をしていた干支の置物を受け取りに銀座の桜SHOPへ。
息子の干支「戌」から毎年揃えてきた置物で、
今度のはどんなものかなと楽しみにしていました。
桜製作所の永見会長によるデザインで、
職人の手仕事によって丁寧に作られていて、
ひとつひとつが少しづつ違った表情を持っています。
いくつかの品を見せていただき、
その中から私は少し木目の派手なものを選んでみました。
で、来年の干支「丑」の出来はというと、
無駄のない面で作られたかたちはどっしりとして、
それが栗の粗い木肌とあいまって、
黙々として力強い牛の様子をたしかに表現しています。
ビーズをはめた黒目がちな瞳も、
来る年の一年を見守るかのようで
なかなかの良い作ではないでしょうか。
20年近く使っていたつめ切りが壊れました。
足の親指をパチンといったと同時に、
テコの支点部分のところが割れました。
よって新しいつめ切りを購入したのですが、
日本一ひょっとしたら世界一高価な市販のつめ切りかもしれません。
巷ではけっこう人気らしく値段が張るにもかかわらず売れているそうです。
道具としての機能は当然優れています。
仕上げに種類があって
私が選んだのは「ミラー」というやつで
職人の手作業で鏡面仕上げが施されています。
爪を切るだけならば切れ味という本来の機能だけあればよいのですが、
これはピカピカのピッカピカに磨かれています。
値段も通常のものの倍近いものです。
磨き賃がたっぷり乗っかっているということなのですが、
私はこのピカピカの「ミラー」タイプがなければ
おそらく買わなかったと思います。
保育園の園庭の土が
園児の「ピカピカはなんだか素敵本能」によって
まん丸のピカピカの泥団子に変わっていくように、
切れ味確かな職人の技が生きるつめ切りを
鏡面のように磨きあげることで
心くすぐるつめ切りにデザインされたと思います。
つめを切る時に自分の顔が
刃の側面あたりに映りこむのですが、
そこに歪んで見える己の姿に
少しドキリとしました。
コマーシャリズムに踊らされ、
消費社会の中で右往左往し、
物のなんたるかを忘れてしまった自分を
見せられているような気がして・・・
魅惑の道具、諏訪田製作所のつめ切りミラータイプ・・・
つめを切る以外にも自分の内側の何かを、
ピカピカに磨き上げたステンレスの肌に、
ひょっとしたら映し出してくれるかもしれませんよ。
私はピカピカのつめ切りよりも
つめ切りのピカピカに惹かれてしまいます。
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レゴ社のごみ収集車。
前に購入していたのですが、
息子にすぐバラバラにされてしまうので隠していました。
息子もこれのことはすっかり忘れていると思っていたのですが、
突然「ゴォゴォ、ゴォゴォ、しぇしょ、しぇしょ、」(注1)と騒ぎ出しました。
あちこち探しては「ないなぁ」と言いながら首をかしげる姿が愛らしかったので
「ここですよー」と思わず戸棚なら出してしまいました。
案の定2歳児の扱いではあちこちポロッ、バラッ、と
ブロックが外れてしまいます。
そのつど「バーラバー」(注2)と困った顔で直そうとして
さらにバーラバーになっていくのです。
いっそのこと接着しちゃおうかなと思う今日この頃です。
注1 「たしかレゴの清掃車があったはずだけど、ねぇ、どこ?」
注2 「ばらばら」
デンマーク LEGO社 7991 ごみ収集車
こちらも清掃つながりで LEGO社 7242 道路清掃車です。
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ミニカーが好きというわけでもなく、
子供時代にミニカーで遊んだ記憶もそれほどない私ですが、
息子のごみ収集車好きに感化され、ごみ収集車限定のミニカー好きになりました。
よって、ごみ収集車好きの我が家ではごみ収集車のミニカーの収集に余念がありません。
この前はドイツののsiku社のミニカーを紹介しましたが、こちらは妻好みでした。
今回は私好みのミニカーです。
左 LESNEY MATCHBOX NO.7 1966年 右 LESNEY NO.15 1963年
2台とも英国製です。
いい感じですね、英国製の古いミニカーは。
レズニー時代のNo.15のごみ収集車は
なんとも味があって、かなりカッコカワイイです。
MATCHBOX NO.36 1979年
このNO.36はディテール違いで多くのバリエーションがあるようです。
中国製です。