タルト・タタンの夢の続編です。
下町の気軽なフレンチレストラン、ビストロ・パ・マルで起こる
ちょっとした事件簿7編。以下ネタバレあり。
相変わらず美味しそうです。
前回よりはミステリ色は薄めかなぁ。
ただまぁ、やっぱ全体的に不自然な感じは否めない。
■錆びないスキレット
お客さんの持ってる分厚い鋳鉄のフライパンが錆びると言う事から
ビストロ・パ・マルでお手入れしてあげる事に。
錆びなくなってしまったフライパンのせいで
そのお客さんの家で飼っている猫が外へ逃げてしまった。
真相は如何に…みたいな感じの話。
フライパン落として飼い猫を死なせてしまった、ってのは
あるかもしれないけどそれ隠蔽しますかねぇ?
相変わらず三舟シェフが1の事で100くらい解明するので
この人盗聴器でも付けてるんじゃないか?w
■憂さ晴らしのピストゥ
ファッションベジタリアンの女性に
豚の背脂で作ったピストゥを
こっそり食べさせてほくそ笑んでるシェフに
苦言を呈する三舟シェフの話。
あんまりあれダメこれダメって注文が多いお客さんは
家で食べろよ…って思いますよね。
しかし、久々に会いに言ってこの悪行をばらす為のお礼って
そんなんわざわざ行きます?
シチュエーションが毎回不自然なんだよなぁ…
■ブーランジュリーのメロンパン
オーナーが新しくオープンするパン屋の相談に乗る
ビストロ・パ・マルの面々。
フランスのパンにこだわるパン屋だが
実は近所にある実家のパン屋と内容が被らないように
という配慮からであった…
だいたいここまで全体的に
会話不足から起こるすれ違いみたいな感じですね。
それ、お互いがちょっと話し合えばすぐ解決するんじゃ…
みたいなのをわざわざこじらせてる気がする…
今回のなんて親の店なんだから
今度近くにお店出す事になったけど
内容被らないようにするから!って言っとけば
全くごちゃつかなかったのではないのか…
いろんな家族の形があるから言えないけど
実家の事思いやるんだったら別に不仲でも無いだろうし。
ひと言声かければ済んだ話かと。
■マドモアゼル・ブイヤベースにご用心
いつもブイヤベースを頼む女性は
実は同じフランス料理のシェフで
味を盗もうとしていたのであった。
作ったブイヤベースの味を見て欲しいと言われ
快諾するビストロ・パ・マルの面々だが
持ってきたのはスープ・ド・ポアソン。
婚約者の男が嫉妬してブイヤベース禁止令が出てしまったのだ。
女性シェフはその流れから三舟シェフの方が好き!と
公衆の面前で告白するのであった…
この女はどうかと思うけど
三舟シェフの動揺っぷりは笑いましたw
■氷姫
今回はお客目線。
すごく長い間一人の女性に愛情を注ぎ続けたが
ひとつの氷のせいで別の男のところに去ってしまい
ひどく狼狽している男性の話。
いや、こんな女やめちまえよ。
これはひどいわ。この女の何が良いの?
この女も婚約者が殺人起こして牢屋に入ったから婚約破棄になったのに
出所したら元サヤにおさまるるつもりなんだったら
別の男のところに転がり込むなよ…
精神的に弱い?いや、じゃあ親兄弟がなんとかしろよ。
頼むんじゃねぇんだよ。
頼まれてほいほい面倒見る方もあれだけど…惚れた弱みですか。
恋愛感情がないのであれば思わせぶりな態度は取るなと。
いや、後々のこと考えたら別れて良かったと思うよ。
■天空の泉
恋人が家を出て行った女性が
フランス修業時代の三舟シェフと出会って
事情を話すうちに、実は出たのは女性の方であった
という話。
ほいきた。この作者さんはLGBTに非常に感心があるのか
絶対この手のネタをぶっ込んでくる。
基本はL、レズってやつですね。
この作者さんがLなのだろうか…
別に偏見はないつもりだが、唐突に出てくるので
いつも違和感がありありで、辟易してくる。
LGBTの違和感を無くす為にやってるんだったら逆効果かと…
今回も女性の恋人が女性だというのが
唐突に分かるのですが
正直な感想としては
いや別にいいんだけどさ…この話でわざわざ女性にする必要ある?
って感じでした。
オムライスはめっちゃ美味しそうでした。
■ヴァン・ショーをあなたに
これも三舟シェフフランス修業時代の話。
語り手は何者なの…?(笑)
フランスで最高のヴァン・ショーを作るおばあちゃんが
作るのをやめてしまった…
娘の旦那が飲んだつもりで捨てていた事が分かったので
傷ついたのだった。
三舟シェフによって真相が明かされ再び
おばあちゃんはヴァン・ショーを作り出すのであった。
だからさぁ、言えよ!
飲めないなら言いなさいよ…
なんでみんな心の奥底にしまっちゃうの。
なんで言葉があると思ってんの。
言わなきゃ分からんわ!
結局言わないからいっつもややこしい事になるだろが…
言わない事は全然美徳じゃないから、と最近すごく思う。
後、三舟さんは1言って1000くらい解明するので
何この人超能力者かコンピューター?
以上。
全体的に相手に気持ちを伝えなさすぎて
話の流れが超不自然になってる印象。
後三舟さんは1の情報でものすごい早さで
謎を解明するもんだから
もうちょっと謎を解明する為の伏線なり
時間の経過なりを丁寧に書いて欲しいかなぁ。
食事の見せ方は最高に美味しそうなのだが
エピソードに力量不足を感じる。
星は3つ。
下町の気軽なフレンチレストラン、ビストロ・パ・マルで起こる
ちょっとした事件簿7編。以下ネタバレあり。
相変わらず美味しそうです。
前回よりはミステリ色は薄めかなぁ。
ただまぁ、やっぱ全体的に不自然な感じは否めない。
■錆びないスキレット
お客さんの持ってる分厚い鋳鉄のフライパンが錆びると言う事から
ビストロ・パ・マルでお手入れしてあげる事に。
錆びなくなってしまったフライパンのせいで
そのお客さんの家で飼っている猫が外へ逃げてしまった。
真相は如何に…みたいな感じの話。
フライパン落として飼い猫を死なせてしまった、ってのは
あるかもしれないけどそれ隠蔽しますかねぇ?
相変わらず三舟シェフが1の事で100くらい解明するので
この人盗聴器でも付けてるんじゃないか?w
■憂さ晴らしのピストゥ
ファッションベジタリアンの女性に
豚の背脂で作ったピストゥを
こっそり食べさせてほくそ笑んでるシェフに
苦言を呈する三舟シェフの話。
あんまりあれダメこれダメって注文が多いお客さんは
家で食べろよ…って思いますよね。
しかし、久々に会いに言ってこの悪行をばらす為のお礼って
そんなんわざわざ行きます?
シチュエーションが毎回不自然なんだよなぁ…
■ブーランジュリーのメロンパン
オーナーが新しくオープンするパン屋の相談に乗る
ビストロ・パ・マルの面々。
フランスのパンにこだわるパン屋だが
実は近所にある実家のパン屋と内容が被らないように
という配慮からであった…
だいたいここまで全体的に
会話不足から起こるすれ違いみたいな感じですね。
それ、お互いがちょっと話し合えばすぐ解決するんじゃ…
みたいなのをわざわざこじらせてる気がする…
今回のなんて親の店なんだから
今度近くにお店出す事になったけど
内容被らないようにするから!って言っとけば
全くごちゃつかなかったのではないのか…
いろんな家族の形があるから言えないけど
実家の事思いやるんだったら別に不仲でも無いだろうし。
ひと言声かければ済んだ話かと。
■マドモアゼル・ブイヤベースにご用心
いつもブイヤベースを頼む女性は
実は同じフランス料理のシェフで
味を盗もうとしていたのであった。
作ったブイヤベースの味を見て欲しいと言われ
快諾するビストロ・パ・マルの面々だが
持ってきたのはスープ・ド・ポアソン。
婚約者の男が嫉妬してブイヤベース禁止令が出てしまったのだ。
女性シェフはその流れから三舟シェフの方が好き!と
公衆の面前で告白するのであった…
この女はどうかと思うけど
三舟シェフの動揺っぷりは笑いましたw
■氷姫
今回はお客目線。
すごく長い間一人の女性に愛情を注ぎ続けたが
ひとつの氷のせいで別の男のところに去ってしまい
ひどく狼狽している男性の話。
いや、こんな女やめちまえよ。
これはひどいわ。この女の何が良いの?
この女も婚約者が殺人起こして牢屋に入ったから婚約破棄になったのに
出所したら元サヤにおさまるるつもりなんだったら
別の男のところに転がり込むなよ…
精神的に弱い?いや、じゃあ親兄弟がなんとかしろよ。
頼むんじゃねぇんだよ。
頼まれてほいほい面倒見る方もあれだけど…惚れた弱みですか。
恋愛感情がないのであれば思わせぶりな態度は取るなと。
いや、後々のこと考えたら別れて良かったと思うよ。
■天空の泉
恋人が家を出て行った女性が
フランス修業時代の三舟シェフと出会って
事情を話すうちに、実は出たのは女性の方であった
という話。
ほいきた。この作者さんはLGBTに非常に感心があるのか
絶対この手のネタをぶっ込んでくる。
基本はL、レズってやつですね。
この作者さんがLなのだろうか…
別に偏見はないつもりだが、唐突に出てくるので
いつも違和感がありありで、辟易してくる。
LGBTの違和感を無くす為にやってるんだったら逆効果かと…
今回も女性の恋人が女性だというのが
唐突に分かるのですが
正直な感想としては
いや別にいいんだけどさ…この話でわざわざ女性にする必要ある?
って感じでした。
オムライスはめっちゃ美味しそうでした。
■ヴァン・ショーをあなたに
これも三舟シェフフランス修業時代の話。
語り手は何者なの…?(笑)
フランスで最高のヴァン・ショーを作るおばあちゃんが
作るのをやめてしまった…
娘の旦那が飲んだつもりで捨てていた事が分かったので
傷ついたのだった。
三舟シェフによって真相が明かされ再び
おばあちゃんはヴァン・ショーを作り出すのであった。
だからさぁ、言えよ!
飲めないなら言いなさいよ…
なんでみんな心の奥底にしまっちゃうの。
なんで言葉があると思ってんの。
言わなきゃ分からんわ!
結局言わないからいっつもややこしい事になるだろが…
言わない事は全然美徳じゃないから、と最近すごく思う。
後、三舟さんは1言って1000くらい解明するので
何この人超能力者かコンピューター?
以上。
全体的に相手に気持ちを伝えなさすぎて
話の流れが超不自然になってる印象。
後三舟さんは1の情報でものすごい早さで
謎を解明するもんだから
もうちょっと謎を解明する為の伏線なり
時間の経過なりを丁寧に書いて欲しいかなぁ。
食事の見せ方は最高に美味しそうなのだが
エピソードに力量不足を感じる。
星は3つ。