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カタスミ

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『神様ゲーム』麻耶雄嵩著

2018-06-28 19:44:08 | 小説感想
さらっと読めましたが
ラストがさっぱり意味が分かりませんでした。
以下ネタバレあり。























小学4年生の男の子が主人公。
同級生に何でも知っている『神様』がいて
その子が爽快に事件を解決していくのかと思ったら
全然違いました。
どっちかって言うとanotherみたいな展開でした。
まぁそれでも読みやすいので
割とすいすい読めましたが、
親友を殺した犯人が主人公の好きな女の子で
さらにその理由がえっちを見られたからだって!
はぁ~?小学4年生ですよねぇ?
で、しかも共犯者がいて、
それは自分の父親ではないかと疑う主人公。
もちろん『神様』のヒントがあってこそ
その結論に至るんですが、無理ないか…?
まぁ、そういうご趣味の方もいらっしゃるでしょうが
そもそもそう言った伏線全然なくて
突然そんな事言われてもなぁ…
最初光一君の方かと思っちゃたよ。
なんか頼み事されて色目使われて嬉しそうだったし。
それでもまぁ、父親が共犯者とすれば
刑事なのに、子供たちだけで現場に向かわせたり
現場に1人で現れたり、鑑識が来る前にいろいろ探ったりして
おかしいなぁ…って行動があったから
まだ納得できない事もなかったのですわ。
しかし『神様』に天誅の依頼をして
天誅されたのが母親ってオチで
さっぱり意味が分からなくなりました。
今までの推理…何!?
え…父親で良かったんちゃうん?
なんでわざわざ母親にして、最後意味不明で終わったん?
度肝抜かせられたらなんでもありってやつですか?
全く意味が分からんよね。
その余計なオチいらんかったわ~。
そしてそのオチに関しての解説は特になし!
目が点になったわ。
Amazonとか見てたら、これ子供向けとか言うので
更に目が点になったわwww

神様という存在がいるのは面白かったんだけどね
星は2つです。