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カタスミ

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『白銀の墟 玄の月 四』小野不由美著

2024-11-04 01:24:44 | 小説感想
さて、長らく読んできました十二国記も
とりあえずこれで終わりなのかな?
もう手に汗握る展開で、心臓に悪いですw
以下ネタバレあり。






















はぁぁぁぁ…
面白かったけど…めちゃくちゃしんどい!!
心臓に悪いんですけど…
驍宗様が函養山から自力で出てきたのマジすごい…
確かにあそこから穴掘って助けに行く…ってなったら
どれだけ時間かかるね~ん!ってなりますけど…
上手い事李斎側に捕まって再会できたけど
そこから阿選との主上取り合い合戦がはじまる…

阿選がクズだと思わせといて実は良い人なのかと思ったら
全くのドクズでした。
話の流れから驍宗様は1度は敵方に取られるだろうし、
それを奪還する話になるんだろうなぁ…と予測しつつ
ここまで来て驍宗様が死ぬのは読者が許しませんで…と思いながらも
いや、でも、しかし…という不安で押しつぶされそう…
とにかくもう、先をくれ~!早く安心させて~!
という気持ちでえげつないスピードで読み進める…

主要キャラも何人か死ぬかな…と思っていましたが
いざその場面になると、やだ、泣きそう…
みんなショックだけど、朽桟はちょっと辛い…
酆都も電車で読んでたけど、泣きそうになったわ…
なんだか知らないうちに静之とかも行方不明で
えぇぇ…(;´Д`)ってなりました。
もうそこまで終盤だったら普通に生かしといたらええやん…
後飛燕も…シリーズにおいて相当付き合いが長い分悲しいなぁ…

もうざくざく人が死ぬので
まじで中国の小説みたいだなぁ…と感じたw
といっても中国小説で読んだのは封神演義と水滸伝と西遊記くらいだけど…
封神演義とか出てきては死に、みたいな感じだったので…
十二国記も人が多すぎて誰だったっけ…?となる事が多かった。
そして瑞雲観とか壇法寺とか寺系も多すぎて、
どれがどれかごっちゃになってしまった…
部下の人達も突然出てきてません?みたいな人達も多くて、
名前を忘れてるのか、本当に唐突に出てきてるのかどっちなんだい!?
と混乱する事が多かった^^;

項梁が英章に会いに行ったのに、全然出てこないから
いつ出てくるの…とじりじりしてしまった。
本当に美味しい所だけ持って行ったので
出てくるの遅いわ~!!!となりましたw
主上助けるのに最後の最後で泰麒が麒麟の姿に転変するのは胸熱でした。

結局阿選は何がしたかったの…?
自分が選ばれなかったからそんなのは国ごと滅ぼしてしまえって事?
憎き驍宗を倒したら目標見失って燃え尽き症候群?
そもそも琅燦も何をしたかったのかが良く分からなかった。
阿選をけしかけて、妖魔を使って、でも自分は驍宗様推しで…
なので阿選側の情報を李斎達に流したりして…
耶利の主もやっぱり琅燦なのですよね…?
敵だと思ったけどやっぱり味方でした~!って感じですけど
いや、おめぇが阿選焚き付けなかったらこんな事になってないし、
妖魔を使わなかったらこんなに被害者出なかった訳で…
最後の最後で味方面されても…と思いました。
とことん興味だけで動いているんだろうか…?
泰麒に興味津々だったから、泰麒の化けの皮を剥ぐ為に
好奇心がうずうずしてしまった、って感じにも見えましたが…
そうだったら良い迷惑!
最後の歴史の教科書みたいな一文で阿選が討たれたのは分かりましたが
いや、どうやって討たれたのか、そこんとこもっと詳しく!!
個人的には国民に石投げられて死ねば良いと思いました。(ひどい)

とにかくまぁ、なんとか驍宗様勝利で終わったって事ですよね。
はぁ~、良かった…
でも、最初の方から一緒に頑張ってきた人達は
もうちょっと生き残って欲しかったかもなぁ…
驍宗様の初期からの部下達は全員生き残ったのかな?
正頼も生きててほんと良かったです… 

これで十二国記終わりなの~?
まだまだ読みたいんだけど…
戴国のその後ももっと詳しく知りたいし…
柳国とかも謎のままだったし…
歴史は人がいる限り永遠に続くように、
ある一定時期の十二国の歴史を読み解いた…という感じなんでしょうか。
個人的にはやっとシャバに出てきた驍宗様の穏やかな日々を下さいプリーズ。

いやぁ、本当にシリーズ全部が面白くて
今年の読書は非常に滾りました。
良い作品をお薦め下さりありがとうございました!
面白いんだけど、展開が心臓に悪すぎるので
今回は星は4つにしとく(笑)

率直な感想としては『あ~、しんどかった!』です(笑)

『白銀の墟 玄の月 三』小野不由美著

2024-10-28 00:36:22 | 小説感想
前回の続きです。
以下ネタバレあり。




















前半2巻は地に落ちていく感じでしたが
後半に入ると上がっていく感じがしてわくわくします。
驍宗様死んでなかったの早々に明かされて良かったw
んもう、嫌な思わせぶりやめてよ~(;´Д`)

泰麒はたくましくなりましたなぁ…
何度か麒麟が慈悲の生き物で、冷徹な感情を持つ事に違和がある
描写があったように思うのだが、景麒見てたら
そこまで慈悲の生き物でも無いような気がして
その辺はあんまりピンとこなかった(笑)
抜け目なく冷徹な泰麒は珍しいのかもしれない。
今回魔性の子時代の話に少し触れていたから
やはりあの体験が泰麒に結構な影響を与えてるのかもなぁ。
確かに親兄弟までひどい死に方してるからなぁ…犠牲が多すぎる…
先生の事思い出してくれてちょっと嬉しい。
でもまさか先生も帰るべき場所の方がひどい事になってるなんて
夢にも思わないだろうなぁ…

正頼を助けに行動する泰麒だが、血に弱いのに
自ら人を殺めに行くなど、体張ってるよなぁ…
しかしあの優しいじいやの正頼がひどい目にあわされてて悲しい。
驍宗様が戻るまでどうか死なないでほしいなぁ…
阿選の目をごまかす為とはいえ、意思の力で平伏しちゃうのはすごいなぁ。
やれば出来るのか、それだけえぐい経験しちゃってきたからなのか…
黒麒だけは特別、とかあるのかねぇ…

李斎の方は一歩ずつ確実に驍宗様の元へ近づいており
仲間も増え、かつての仲間も見つかり、
どんどんと活気づいてきて見てて嬉しい楽しい。
驍宗様はやっぱりあの食料を川に流す親子の所にいた人でしたね。
あんな穴蔵に6年も閉じ込められて一人きりって自分だったら耐えられんわ。
しかしそれでも希望を失わず祭事まで行ってなんて立派な…
もっと悲惨な感じも想像していただけに、意外にお元気そうで何よりw
私は十二国記の中で実は1番好きなのが驍宗様かもしれない…

穴蔵に一人きり…と言うことは、裏を返せば誰も近づけない訳で、
敵も一切近づけないと言うことで、そう言う意味では良かったのか?
この状況が失道に繋がらなくて良かったわ。
実は阿選と驍宗は手を組んでいるとか…?などと思ってもみましたが
今回を見る限りではまったくなさそうですね^^;
阿選は琅燦にそそのかされたっぽいし、
琅燦は驍宗推しなのになぜか阿選を焚き付けてるし、
まだ何か裏があるのかしら…
耶利の主は琅燦かと思っていたのだが、なんかそんな感じでも無いし、
他にもキーパーソンがいるのかねぇ…?

最後恵棟が阿選からこっちに鞍替えしそうな感じでしたが、
あれ実は演技でした~、とかもありうるから
泰麒が手の内明かしたのは少々軽率な気もした。
まぁ、それだけ恵棟を信用してるって事ですね。
正頼に言われて宮殿を旅立った項梁の足取りも気になるし、
驍宗様に危険が及んでいるし、いやぁ、早く続きが読みたいw

前半2巻はまとめて感想書きましたが
後半は1冊の感想が長くなりすぎるので分割しますw
最後の1冊楽しみだ~!

『白銀の墟 玄の月 一・二』小野不由美著

2024-10-15 00:49:46 | 小説感想
十二国記も佳境に入りました。
だいたい長くても前後編だったのに
今回は4巻だと…!?長い…
とりあえず気合い入れて読みます。
以下ネタバレあり。

























これが1番書きたかったんだろうなぁ…
十二国記の本筋は戴にあり。
その他はスピンオフ的な扱いなのではないかな…
と思うほどの長さの違い…
今まではここに辿り着くまでの序章だったんだろうなぁ…

前作からの続きで、李斎と戴に戻って来た泰麒。
ここから驍宗様を探す旅が始まる訳ですが、
しょっぱなから頼もしき仲間が増えます。
さぁ驍宗様を探そう…!ってなったら
今度は泰麒が勝手な行動を取ります。
先が読めないのでほんと気になって仕方ない…

阿選は王である驍宗に謀反を行い玉座から追い出したものの
自身は政を行う意思がなく放置している状態。
国はどんどんと荒れ、国民は死んでいく…
昔の阿選の人物像と今の阿選が全く結びつかない。
阿選は一体何が目的なのか。
てか阿選は自分の意思で動いているのか?

泰麒の心情がいまひとつ掴めない為
本音がどこにあるかが見えない。
そもそも泰麒はこっちの世界には1年もいなかった上に
蓬莱に流され記憶も無くし、
つい最近やっと記憶を取り戻し、こちらに戻って来た訳だが
その割にこっちの事理解し過ぎなような気がする。
昔に習ったとは言え、幼い時に少しの間学習した事を
しっかりと覚えているもんだろうか。
昔のおどおどとした空気は一切なく、全く別人のようだが
相手を謀る為の策略か、もしくは味方を謀るのか…
それとも西王母によって何かしら能力を与えられているのかしら…?
泰麒についてはいろいろと疑問点が多い。

驍宗様はとりあえず生きている、と言う事で安心してたら
二巻の最後で死んでる疑惑…やだ!あたい信じない!!
限りなく特徴は驍宗様に近いのだが決定打は無く…
嫌な所で終わるなぁ…
しかし李斎が言うには泰麒が別行動を取った時に
驍宗様らしき人も息を引き取ったらしいので、
その後王宮で白雉は落ちていないのを確認済みだったから
やっぱり別人なのかぁ…別人であって欲しい…

要所要所で出てくる武人の歌のシーンがキーポイントかと思ってるのだが
まず最初の刀を研ぐ男児のシーンは今回の亡くなった武将でしょ。
後、たき火をしている所で歌っている男は静之だと思うのよ。
あと一人、川にお供え物を流したシーンで出てくるこの人こそが
真の驍宗様じゃないのかしら…などと睨んでいるのだがどうだろう…

泰麒の心情を見せない事で、泰麒が敵か味方か分からなくして
実際驍宗様が死んでるのか死んでないのか読者を不安にさせて
なんて憎いアンチクショウ!
忠誠を誓っているのだから泰麒に限って心変わりは無いと思うが…
阿選も何がしたいか分からないし、
よく分からない鳩のせいでみんな気力を失ってるし、
う~ん、今の段階ではなかなか先が読めないなぁ…
てか登場人物多すぎて脇役については大分失念している…

驍宗様が本当に死んでいるなら
次の国王は驍宗の元にいた回生ではないか…?と思ったり
死んでいないのなら、死んだ彼は誰?影武者?
里の住民が嘘をついている?
阿選の目的は?阿選は本当に悪?
実は第三者の悪がいて、それをあぶり出す為に
驍宗と阿選が組んでるとかないの?
自分は琅燦が非常に怪しいなぁ…と思っているのだが。
病んでいく人達はどういう理由?催眠術?
泰麒の本心は?角が無くて大丈夫なの?
などなど…疑問でいっぱい。早く全部読まないと落ち着かない…
とりあえず前半2巻までの感想。
これからどうなるのかなぁ…見たいけど見たくない…
どうか驍宗様が生きていますように…あ~、怖い。




『黄昏の岸 暁の天』小野不由美著

2024-10-04 00:26:40 | 小説感想
十二国記シリーズ8作目。
以下ネタバレあり。






















だいたい十二国記って後半くらいから手が止まらなくなるのですが
今回初っぱなから面白いじゃねぇかくそ…
もう面白くて続きが気になって読むのが止められなくてしんどい…
面白すぎてしんどいとかなかなか出来ない貴重な体験だぜ…

今回は国王と麒麟が行方不明の戴国より
命からがら慶国へと助けを求めに来た李斎の登場から物語ははじまります。
戴国の現状や李斎の思惑など初っぱなからハラハラ…
陽子が単純に正義感を燃やすので思わず
『楽俊陽子を止めて~!』と叫んだわw
李斎がいい人だったので未然に防げた訳だがw

泰麒を探し出す為に十二国から麒麟を集め、
各国が協力し合うのはなかなか面白い。
今回範の王様も登場して少しずつ王様達の事も知れて楽しいですねw
後全く分かってないのは舜だけか…?

泰麒についてはここで魔性の子と繋がってくる訳で、
あれ最初に読んだ時は泰麒とかレンリンとか延王とか言われても
さっぱり分からなかったので、あの裏側を知れて良かったです。
でも魔性の子は最初に読んでも意味分からないので
ある程度読み進めて、今作を読む前までに読むのがベストかなぁ
とか思ったり。
そもそも魔性の子だけでお話終えようとしていたなんて
こんな壮大な物語があるのによくもまぁ捨て置こうとしたなぁ…と。
つくづく続き書いてもらえて良かったわw
多分戴国の話が1番書きたかった所なんだろうなぁと思う。

今回天界の方々まで巻き込んでの一大騒動なのですが
犬狼真君の事を鑑みるに、天界の方々はやはり
相当長生きしている仙となった人間って事なんだろうなぁ…
玉葉が言っていた『王があっても余州八侯の半数以上が国に在らねばならぬ』
の意味がよく分からなかった。
八侯ってのは麒麟の事ですよね?
四侯は国にいないといけないって事?
でも泰麒探している時って三侯は慶国に来てません?
柳と舜は今回加わってないから二侯は常に国にいるとして、
残り二侯はどうなってる訳?
蓬莱組と崑崙組それぞれ1組ずつが
国に戻るようにしてるのだろうか…?
それとも国…というのはこっちの世界であればどこにいてもいいのだろうか?
この辺がいまいちよく分からなくて結構もやもやしていた。

陽子はさぁ、もうちょっと自分大事にして欲しいわ。
今回ばかりは景麒に賛同する。
妖魔に襲われる民の事を思って王になったのに
少数のよく分からない部下に簡単に殺されそうになるのは
どうかと思うわ…
1のアンチに屈してどうする…
これを見据えた上で景麒は陽子に指令の警護つけてどうぞ。
しかし何だって妖魔に散々苦しめられているのに
さっさと王様殺そうする勢がいるんでしょうね…
私腹を肥やした所で、妖魔が出てきたら一発アウトでしょうに。
自分は大丈夫という過信なのかしら…

泰麒がなんとか無事に帰ってくるものの
もう大人になっちゃってて
あのかわいい泰麒はもういないんですね…
使令達のせいで相当弱ってるではないか…
無事に帰ってきたといっても、それまでの蓬莱での犠牲者知ってるので
なんとも複雑な気分…

とにかくまぁ、後は戴国を救うだけ…なのだろうか。
もう本当に面白すぎてしんどかったです。
もうちょっと落ち着いて読みたい(笑)
星は4.5です。

『 華胥の夢』小野不由美著

2024-09-23 00:52:01 | 小説感想
十二国記シリーズ7作目。
短編集です。以下ネタバレあり。






















●冬栄
泰麒のかわいいがすぎる…
周りの付き人達も泰麒にデレデレですやん…
泰王驍宗の命により、泰麒とそのお供達が
漣国に使いに出されるのだが、
廉国王は農民の出である青年で
全然国王らしくなかったのだった…
これでまだはっきりと語られていない国って
範と舜くらい…?

範は割と長めの王朝らしいけど、
漣ってどれくらいの長さなんですかね?
内乱はあったみたいだけど、あの王様で
どういう理由の内乱だったんだろう…
自分が役立たずだと落ち込む泰麒に
廉国王がアドバイスを与えて少し自信を取り戻す。
驍宗様と泰麒はとてもかわいくて癒やしなので
このまま2人仲良くやっていって欲しいのだが、
この後不穏な事になるのよねぇ…?
以前ネタバレをちょっと読んじゃった時に
驍宗様死ぬのかと思ったのだけど、
まだ死んでないっぽいので、それは良かった。
この後の話はさておき、とにかくこの話は
ただただ泰麒かわいいってお話だった…w

●乗月
芳国にて、君主を討った月渓が
次の王が決まるまで、
月陰の朝をまとめる長になる事を
決意するまでのお話。

祥瓊が見違えるように人が変って
大変よろしゅうございました。
供王もなかなか粋な計らいをしており、
祥瓊にお咎めがなくて良かったです。


●書簡
楽俊きた~!!
雁国の大学に通う楽俊と、慶国王である陽子が
文通(というか鳥?)で近況を報告し合う。
陽子の即位の儀式前の話っぽいので
この後が風の万里~に繋がるのかな?
いやぁ、このまま2人末永く交流してほしいものです。
いずれ楽俊は慶で働いて欲しいわw

●華胥
才国の今の王様の1代前の話。
今の王様はおばあちゃんだったけど、
その前の王様はそのおばあちゃんの甥っ子だったのね。
なぜ采麟はおばあちゃんではなく、その甥を国王に選んだのか…
おばあちゃんは甥の国王期間を経てじゃないと
国王として目覚めなかったって事なのか…?

在位20余年あまりで麒麟が失道に陥るが、
当の本人達は何が悪いのか全く分からないという…
そこから少しずつ王朝崩壊へと進んでいく。
いろいろ複雑な事情はあると思うのだが、
前王朝の非難をするだけの新王朝、という話を聞いて
我が国の野党を思い浮かべてしまったよ…
思い返すは民主党時代…あれが20余年続いてたと思うと
長すぎるわ!!!と思ってしまった^^;
逆によくもまぁ20年以上もったな…
それだけの期間があったのに全然成長できなかったのなら
そりゃ無能ですわ…
ただ、栄祝の行動如何では采王は変われたのかもしれないので
その辺は運がなかったなぁ…と。
だからって疑心暗鬼になって父親と弟殺しちゃったらダメだわ。
どこかで歯車が狂っちゃったのねぇ…

言うは易しというやつですか。
そりゃ国を治めるって大変な事よね…
とりあえずどの国も腹黒な官が多すぎるのだが。
現代のこの世界も同じですか。そうですか。
私利私欲が絡むとろくな事がねぇな…

●帰山
宗王次男利広が柳国の様子を伺いに行く。
風漢って誰だっけ…と一瞬考えたが
ああ、尚隆かwww
あちこちの国の情報がちょいちょい知れて
面白かった。柳国は一体何が起こってるのでしょうか…
戴国も…荒れてる国は後は芳?巧もか…
ほとんど情報がない範と舜も今後話があるのだろうか…

今回の短編集は前のより面白かった!
泰麒と楽俊という
十二国記2大癒やし系のお話がとても良かったです。
星は4つ。