5時ピタで飛び出して国際フォーラムをつっきり有楽町線で2駅。平日の国会図書館の受付は6時まで、閉館は7時です。お目当ての本をピンポイントで申し込めばなんとかなる!
今回の目的は私が「ふりだし」と目していた『晴宗公采地下賜録』です。研究書に解説付きで活字化されていて有難いったらありません。
やっぱり「ふりだし」は大切でした!! 初心者的には、いろいろな事が確認できましたよ。
1.天文二十二年(1553)の伊達晴宗の奥書と、延宝九年(1681)の伊達綱村の奥書があること。
2.晴宗の奥書で三巻ある旨触れられ、綱村の時点で既に一巻は紛失していること。
3.天文の乱中に発行した宛行状はキャンセル&リセットであること。
4.各宛行状の写しであるが、内容の控えという目的優先か、一字一句の写しではないこと。
5.晴宗の時の文書表題はシンプルに『判形之長張』であり、『晴宗公采地下賜録』とは綱村奥書の折のネーミングであろうこと。
……などなど。
「何を今更」って言わないで~。初心者なのよ~、何を見ても新鮮なのよ~。
かえすがえすも2.が惜しい……。あと4.も。でもこの4.の事実を知ることができたのは大収穫です。「晴宗様、ひらがな多いな~」なんて思ったままいなくてすんだし(笑)。宛名に「殿」などの敬称がついている/いないという点も、伊達家との関係性を示す目安になると思っていたので、写本として敬称略してる可能性に気付けたのは本当に大きいです。
で? つまり? この「ふりだし」をより密な情報源とするためにはもしかして…『伊達家文書』とつけあわせ確認する必要ありってか?!
載ってるものがどのくらいあるんだろう…(と、既にやる気になってる自分がいるよ)? 「ふりだし」から始めるのではなく、いつの日か「ふりだしにもどる」ことを目標としてみたいと思います。
今回の目的は私が「ふりだし」と目していた『晴宗公采地下賜録』です。研究書に解説付きで活字化されていて有難いったらありません。
やっぱり「ふりだし」は大切でした!! 初心者的には、いろいろな事が確認できましたよ。
1.天文二十二年(1553)の伊達晴宗の奥書と、延宝九年(1681)の伊達綱村の奥書があること。
2.晴宗の奥書で三巻ある旨触れられ、綱村の時点で既に一巻は紛失していること。
3.天文の乱中に発行した宛行状はキャンセル&リセットであること。
4.各宛行状の写しであるが、内容の控えという目的優先か、一字一句の写しではないこと。
5.晴宗の時の文書表題はシンプルに『判形之長張』であり、『晴宗公采地下賜録』とは綱村奥書の折のネーミングであろうこと。
……などなど。
「何を今更」って言わないで~。初心者なのよ~、何を見ても新鮮なのよ~。
かえすがえすも2.が惜しい……。あと4.も。でもこの4.の事実を知ることができたのは大収穫です。「晴宗様、ひらがな多いな~」なんて思ったままいなくてすんだし(笑)。宛名に「殿」などの敬称がついている/いないという点も、伊達家との関係性を示す目安になると思っていたので、写本として敬称略してる可能性に気付けたのは本当に大きいです。
で? つまり? この「ふりだし」をより密な情報源とするためにはもしかして…『伊達家文書』とつけあわせ確認する必要ありってか?!
載ってるものがどのくらいあるんだろう…(と、既にやる気になってる自分がいるよ)? 「ふりだし」から始めるのではなく、いつの日か「ふりだしにもどる」ことを目標としてみたいと思います。